河内のオッサンの唄『河内のオッサンの唄』(かわちのオッサンのうた)は、ミス花子の楽曲および、同曲を主題歌とする映画シリーズ。 解説
『河内のオッサンの唄』(かわちのオッサンのうた)は、ミス花子の楽曲。シングルは1976年8月1日に日本コロムビアより発売された。ミス花子のオリジナルアルバム『ニッポンのオッサンの唄大全集』のほか、コミックソングや時代別のヒット曲を収めたコンピレーション・アルバムに多く収録されている。 ディスコ・ファンク風のバンドサウンドによる伴奏を持ち、題名を連呼する部分およびサビ以外はトーキング・ブルースのような河内弁の語りとなっている。ギターは、エディ藩が演奏している[2]。 歌詞に登場する河内弁を話す人物は、家族や友人には親切な好人物なのだが、ミス花子はあえて荒れた声質で歌う(語る)ことで、「下品さ」を強調している。比較対照として東京方言も歌詞に取り入れている。 当初、テイチクからの発売が決まっていたが、上層部から「品が無い」と断られたため、日本コロムビアから発売された[3]。累計で80万枚を売り上げている[3]。 収録曲全作詞・作曲・歌:ミス花子 A面
B面
カバー
映画1976年の秋から年末にかけ、東映配給の映画シリーズとして『河内のオッサンの唄』および『河内のオッサンの唄 よう来たのワレ』のシリーズ2作が製作・公開された。第1作は川谷拓三の初主演作品。 河内のオッサンの唄 (映画第1作)
『河内のオッサンの唄』(かわちのオッサンのうた)は、1976年11月17日に公開された日本映画。封切り時の同時上映作品は『新・女囚さそり 701号』。 キャスト(第1作)
スタッフ(第1作)
ビデオ(第1作)
河内のオッサンの唄 よう来たのワレ
『河内のオッサンの唄 よう来たのワレ』(かわちのオッサンのうた ようきたのワレ)は、1976年12月25日に公開された日本映画。封切り時の同時上映作品は『トラック野郎・天下御免』。 前作公開日の38日後という驚異的な短期間で公開されている。併映作品と合わせた配給収入は翌年までに12億8200万円に達し、1977年の邦画収入ランキングで7位となった(1977年の映画#日本配給収入ランキング参照)。また、主演の川谷は本作を含む各作での演技が評価され、第1回日本アカデミー賞の優秀助演男優賞にノミネートされた(最優秀賞は『幸福の黄色いハンカチ』の武田鉄矢)。 キャスト(第2作)
スタッフ(第2作)
外部リンク
脚注
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