河毛駅

河毛駅
	駅舎（2006年8月）
	かわけ; Kawake;
	◄JR-A06 高月 (2.6 km) (2.8 km) 虎姫 JR-A08►
所在地	滋賀県長浜市湖北町山脇560 北緯35度26分54.33秒東経136度14分58.27秒 / 北緯35.4484250度東経136.2495194度座標: 北緯35度26分54.33秒東経136度14分58.27秒 / 北緯35.4484250度東経136.2495194度
駅番号	JR-A07
所属事業者	西日本旅客鉄道（JR西日本）
所属路線	■北陸本線
キロ程	30.3 km（敦賀起点）
電報略号	カワ
駅構造	地上駅
ホーム	2面2線
乗降人員; -統計年度-	968人/日; -2023年-
開業年月日	1954年（昭和29年）8月1日*
備考	簡易委託駅
	* 現在の2代目「河毛駅」の開業日。1882 - 1886年の間に初代「河毛駅」が存在していた。
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河毛駅（かわけえき）は、滋賀県長浜市湖北町山脇にある、西日本旅客鉄道（JR西日本）北陸本線の駅である。駅番号はJR-A07。

歴史

1882年（明治15年）3月10日：官設鉄道の長浜駅 - 柳ヶ瀬駅間開通時に、河毛駅（初代）が開業^[3]。
1886年（明治19年）5月1日：廃止^[3]。
1954年（昭和29年）8月1日：日本国有鉄道の駅として再開業^[1]^[2]。旅客駅^[3]。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道（JR西日本）の駅となる^[3]。
1991年（平成3年）9月14日：北陸本線の長浜駅 - 坂田駅間の直流電化に合わせて、同区間の普通列車を電車運転に変更。両方向を合わせて10本のみが停車していた普通列車が全列車停車となる。併せて、ホーム有効長を3両編成対応にすべく15 m 延長^[4]。
1995年（平成7年）8月19日：SL 北びわこ号の運行を開始^[5]、当駅が停車駅となる^[6]^[7]（2021年に運行終了）^[8]^[9]。
2006年（平成18年）10月21日：北陸本線の敦賀駅 - 長浜駅間直流電化により^[10]、新快速の乗り入れを開始する^[11]^[12]^[13]。「ICOCA」の利用が可能となる^[12]^[14]。
2008年（平成20年）10月1日：ICOCAの入金が可能な自動券売機を導入。これにより、定期券（補充券による手書き発券）以外の窓口での発券を取り止める。
2018年（平成30年）3月17日：駅ナンバリングが導入され、使用を開始^[15]。
2021年（令和3年）9月30日：定期券の発売を終了。

駅構造

相対式ホーム2面2線^[1]を持つ地上駅^[2]。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。ホームには跨線橋や構内踏切が設置されておらず^[1]、ホーム間を行き来する場合は一度出入口を出なければならない。構内にはトイレはなく駅前に公衆トイレがあるのみ。

駅舎は上りホーム側（東側）にあり、コミュニティハウスを併設している^[1]^[16]。ここでは観光案内やレンタサイクルの貸し出しも行われている^[17]。簡易委託駅で、駅の管轄は米原駅が担っている。ICOCAなどの交通系ICカードはカードリーダーによる対応。

のりば

のりば	路線	方向	行先
1	北陸本線	上り	米原・京都方面^[18]
2	北陸本線	下り	近江塩津・敦賀方面^[18]

利用状況

JR西日本の移動等円滑化取組報告書によれば、2023年度の1日当たりの利用者数は968人^{[統計 1]}。「滋賀県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。

年度	1日平均乗車人員	出典
1992年	167	^{[統計 2]}
1993年	224	^{[統計 3]}
1994年	271	^{[統計 4]}
1995年	330	^{[統計 5]}
1996年	356	^{[統計 6]}
1997年	351	^{[統計 7]}
1998年	376	^{[統計 8]}
1999年	375	^{[統計 9]}
2000年	370	^{[統計 10]}
2001年	375	^{[統計 11]}
2002年	371	^{[統計 12]}
2003年	382	^{[統計 13]}
2004年	389	^{[統計 14]}
2005年	405	^{[統計 15]}
2006年	408	^{[統計 16]}
2007年	446	^{[統計 17]}
2008年	456	^{[統計 18]}
2009年	467	^{[統計 19]}
2010年	486	^[1]^{[統計 20]}
2011年	497	^{[統計 21]}
2012年	479	^{[統計 22]}
2013年	499	^{[統計 23]}
2014年	478	^{[統計 24]}
2015年	514	^{[統計 25]}
2016年	516	^{[統計 26]}
2017年	548	^{[統計 27]}
2018年	543	^{[統計 28]}
2019年	528	^{[統計 29]}
2020年	428	^{[統計 30]}
2021年	445	^{[統計 31]}
2022年	483	^{[統計 32]}

駅周辺

高時川を挟んだ対岸に湖北地区（旧・湖北町）の中心市街が位置する。

タクシー路線

駅に乗り入れるバス路線（後述）は廃止されたが、現在は下記のデマンドタクシーに乗車することができる（登録・予約制）。

こはくちょうタクシー
- 駅周辺と湖北地区を結ぶエリアタクシー^[20]。

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

北陸本線

■新快速・■普通

高月駅 (JR-A06) - 河毛駅 (JR-A07) - 虎姫駅 (JR-A08)

脚注

[脚注の使い方]

記事本文

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 朝日 2012, p. 25.
^ ^a ^b ^c 川島 2010, p. 51.
^ ^a ^b ^c ^d 石野哲編『停車場変遷大事典国鉄・JR編』 II（初版）、JTB、1998年10月1日、131頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
^ 八野良次「北陸線(米原～長浜)の直流化」『車両と電気』第42巻第11号、車両電気協会、1991年11月、11-13頁、doi:10.11501/2322934。
^ 『長浜市史』第8巻年表・便覧、長浜市役所、2004年3月14日、308頁。
^ 「デゴイチが牽引、SL北びわこ号の春季運転が4月末から」『Lmaga.jp』京阪神エルマガジン社、2020年3月22日。
^ 「JR西日本「SL北びわこ号」C57形1号機が牽引 - 1日限定の冬季運転、3/6実施」『マイナビニュース』マイナビ、2016年2月29日。
^ 「関西唯一、SL北びわこ号の運行終了へ窓開けられず感染対策の困難やコスト増加で」『京都新聞』2021年5月21日。オリジナルの2021年7月6日時点におけるアーカイブ。
^ 「さよならSL北びわこ号換気困難、感染対策難しく運行終了」『中日新聞Web』中日新聞社、2021年5月22日。オリジナルの2021年5月22日時点におけるアーカイブ。
^ “データで見るJR西日本2020 沿革” (PDF). 西日本旅客鉄道. p. 198 (2020年9月). 2021年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月12日閲覧。
^ 『広報きゃんせ長浜』（PDF）10号、長浜市企画部企画政策課、2006年11月1日、9頁。
^ ^a ^b 『広報たかしま』（PDF）平成18年10月1日、高島市役所企画部秘書広報課、2006年10月1日、2-3頁。オリジナルの2023年3月15日時点におけるアーカイブ。
^ 「琵琶湖環状線ぐるり車窓の旅滋賀県がリーフレット」『産経ニュース』産経デジタル、2016年10月22日。2021年9月12日閲覧。
^ 『「ICOCA」いよいよデビュー! 〜平成15年11月1日（土）よりサービス開始いたします〜』（プレスリリース）西日本旅客鉄道、2003年8月30日。オリジナルの2004年8月3日時点におけるアーカイブ。
^ 『近畿エリアの12路線のべ300駅に「駅ナンバー」を導入します！』（プレスリリース）西日本旅客鉄道、2016年7月20日。
^ 「「SL北びわこ号」雄姿しのぶ愛好家、長浜で写真展」『中日新聞Web』中日新聞社、2021年8月10日。オリジナルの2021年8月10日時点におけるアーカイブ。
^ “河毛駅コミュニティハウス”. まちづくり湖北. 2024年3月30日閲覧。
^ ^a ^b “河毛駅｜構内図：JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月9日閲覧。
^ “河毛駅接続交通機関（JR西日本）”. 西日本旅客鉄道. 2022年6月26日閲覧。
^ “こはくちょうタクシーの案内”. 湖北まちづくりセンター. 2022年8月7日閲覧。

利用状況

参考文献

川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線第5巻米原駅 - 加賀温泉駅』講談社、2010年8月20日。ISBN 978-4-06-270065-8。
『週刊JR全駅・全車両基地 18 北陸本線②（森本〜米原）越美北線』朝日新聞出版、2012年12月9日。

外部リンク

河毛駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

[FOOTNOTE朝日201225-2] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f 朝日 2012, p. 25.

[FOOTNOTE川島201051-3] 川島 2010, p. 51.

[停車場-4] 石野哲編『停車場変遷大事典国鉄・JR編』 II（初版）、JTB、1998年10月1日、131頁。ISBN 978-4-533-02980-6。

[5] 八野良次「北陸線(米原～長浜)の直流化」『車両と電気』第42巻第11号、車両電気協会、1991年11月、11-13頁、doi:10.11501/2322934。

[6] 『長浜市史』第8巻年表・便覧、長浜市役所、2004年3月14日、308頁。

[7] 「デゴイチが牽引、SL北びわこ号の春季運転が4月末から」『Lmaga.jp』京阪神エルマガジン社、2020年3月22日。

[8] 「JR西日本「SL北びわこ号」C57形1号機が牽引 - 1日限定の冬季運転、3/6実施」『マイナビニュース』マイナビ、2016年2月29日。

[9] 「関西唯一、SL北びわこ号の運行終了へ窓開けられず感染対策の困難やコスト増加で」『京都新聞』2021年5月21日。オリジナルの2021年7月6日時点におけるアーカイブ。

[10] 「さよならSL北びわこ号換気困難、感染対策難しく運行終了」『中日新聞Web』中日新聞社、2021年5月22日。オリジナルの2021年5月22日時点におけるアーカイブ。

[11] “データで見るJR西日本2020 沿革” (PDF). 西日本旅客鉄道. p. 198 (2020年9月). 2021年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月12日閲覧。

[12] 『広報きゃんせ長浜』（PDF）10号、長浜市企画部企画政策課、2006年11月1日、9頁。

[kohotakashima-13] 『広報たかしま』（PDF）平成18年10月1日、高島市役所企画部秘書広報課、2006年10月1日、2-3頁。オリジナルの2023年3月15日時点におけるアーカイブ。

[14] 「琵琶湖環状線ぐるり車窓の旅滋賀県がリーフレット」『産経ニュース』産経デジタル、2016年10月22日。2021年9月12日閲覧。

[15] 『「ICOCA」いよいよデビュー! 〜平成15年11月1日（土）よりサービス開始いたします〜』（プレスリリース）西日本旅客鉄道、2003年8月30日。オリジナルの2004年8月3日時点におけるアーカイブ。

[16] 『近畿エリアの12路線のべ300駅に「駅ナンバー」を導入します！』（プレスリリース）西日本旅客鉄道、2016年7月20日。

[17] 「「SL北びわこ号」雄姿しのぶ愛好家、長浜で写真展」『中日新聞Web』中日新聞社、2021年8月10日。オリジナルの2021年8月10日時点におけるアーカイブ。

[18] “河毛駅コミュニティハウス”. まちづくり湖北. 2024年3月30日閲覧。

[jr-odekake-premises?id=0541405-19] “河毛駅｜構内図：JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月9日閲覧。

[51] “河毛駅接続交通機関（JR西日本）”. 西日本旅客鉄道. 2022年6月26日閲覧。

[52] “こはくちょうタクシーの案内”. 湖北まちづくりセンター. 2022年8月7日閲覧。

[idoutouenkatsuka_jr_west_2023-1] “移動等円滑化取組報告書（鉄道駅）（令和5年度）”. 西日本旅客鉄道. 2025年3月15日閲覧。

[20] 平成4年滋賀県統計書

[21] 平成5年滋賀県統計書

[22] 平成6年滋賀県統計書

[23] 平成7年滋賀県統計書

[24] 平成8年滋賀県統計書

[25] 平成9年滋賀県統計書

[26] 平成10年滋賀県統計書

[27] 平成11年滋賀県統計書

[28] 平成12年滋賀県統計書

[29] 平成13年滋賀県統計書

[30] 平成14年滋賀県統計書

[31] 平成15年滋賀県統計書

[32] 平成16年滋賀県統計書

[33] 平成17年滋賀県統計書

[34] 平成18年滋賀県統計書

[35] 平成19年滋賀県統計書

[36] 平成20年滋賀県統計書

[37] 平成21年滋賀県統計書

[38] 平成22年滋賀県統計書

[39] 平成23年滋賀県統計書

[40] 平成24年滋賀県統計書

[41] 平成25年滋賀県統計書

[42] 平成26年滋賀県統計書

[43] 平成27年滋賀県統計書

[44] 平成28年滋賀県統計書

[45] 平成29年滋賀県統計書

[46] 平成30年滋賀県統計書 (PDF)

[47] 令和元年滋賀県統計書 (PDF)

[48] 令和2年滋賀県統計書 (PDF)

[49] 令和3年滋賀県統計書 (PDF)

[50] 令和4年滋賀県統計書 (PDF)

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河毛駅

歴史

駅構造

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駅周辺

タクシー路線

隣の駅

脚注

記事本文

利用状況

参考文献

関連項目

外部リンク

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