浜町アーケード停留場

浜町アーケード停留場
ホーム(2018年8月、手前が蛍茶屋方面)
はまのまちアーケード
Hamano-machi Arcade
32 西浜町 (0.0 km)
(0.4 km) めがね橋 37
所在地 長崎県長崎市浜町
北緯32度44分37.55秒 東経129度52分33.89秒 / 北緯32.7437639度 東経129.8760806度 / 32.7437639; 129.8760806 (浜町アーケード停留場)
駅番号 36
所属事業者 長崎電気軌道
所属路線 蛍茶屋支線
キロ程 0.0 km(西浜町起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
3,800人/日
-2015年-
開業年月日 2018年平成30年)8月1日[* 1]
備考
  1. ^ 設備は以前より西浜町停留場の一部として存在。
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浜町アーケード停留場(はまのまちアーケードていりゅうじょう、浜町アーケード電停)は、長崎県長崎市にある長崎電気軌道蛍茶屋支線停留場である。駅番号36。2号・4号・5号各系統が停車する。

元々は西浜町停留場の一部で、「アーケード入口」の副称が与えられていた蛍茶屋支線のホームが2018年に独立したものである[1]

歴史

1920年開業の西浜町停留場に増設されたホームが。アーケード入口側の乗り場が設けられた時期は不詳だが、長崎電気軌道によると1921年から1933年ごろとされる[1]

当時設定されていた系統[3]で両方の乗り場を経由するものは存在しなかったという[1]。1945年(昭和20年)11月、同年の長崎市への原子爆弾投下から復旧した際に[4][5]、西浜町停留場の両方の乗り場を経由し運行されたとみられる[1]

以降も長らく西浜町停留場(アーケード入口)として供用されていたが、2018年に他停留場の改称と合わせ独立した[6][7]。なお、改称以前においても互いの乗り場の間は1区間として扱われていたため、一方の乗り場からもう一方の乗り場まで乗車した場合も運賃を支払わねばならなかった[1]

年表

構造

デルタ線越しに見る浜町アーケード停留場。電車は新地中華街方面行きホームに停まっている

併用軌道区間にあり[13]、信号交差点の蛍茶屋寄りにホームが2面設けられている[1][14]。この2面は斜向かいにずれて位置していて、交差点側から見て手前に蛍茶屋方面行き、奥に新地中華街方面行きのホームがある[15][16]。蛍茶屋方面行きは中島川に面し、新地中華街方面行きはホーム長が1両分しかない[16]

交差点を挟んで西側に西浜町停留場のホームがある。

利用状況

長崎電軌軌道の調査によると1日の乗降客数は以下の通り。

  • 2015年 - 3,800人[17](西浜町停留場アーケード入口乗り物として)

周辺

隣の停留場

長崎電気軌道
蛍茶屋支線
西浜町停留場 (32) - 浜町アーケード停留場 (36) - めがね橋停留場 (37)

脚注

  1. ^ a b c d e f 岡田将平「路面電車の電停 西浜町なぜ二つ?」『朝日新聞朝日新聞西部本社、2016年1月27日、地方版・長崎、30面。
  2. ^ 100年史, p. 63.
  3. ^ 1・2・3・5号系統の4つ。2号系統は馬町 - 思案橋間を結ぶ現在の4号系統に相当するルートで、5号系統は当停留場より手前の千馬町(廃止)を起終点としていた[2]
  4. ^ 田栗 2005, p. 23.
  5. ^ 田栗 & 宮川 2000, p. 97.
  6. ^ 電停名称変更のお知らせ”. 長崎電気軌道 (2018年3月30日). 2018年4月4日閲覧。
  7. ^ 浅野孝仁 (2018年7月31日). “長崎電気軌道:13カ所停留場、新名称に 35年ぶり、あすから”. 毎日新聞(地方版・長崎) (毎日新聞西部本社): p. 23 
  8. ^ a b 100年史, p. 129.
  9. ^ 今尾 2009, p. 57.
  10. ^ a b 田栗 2005, p. 157.
  11. ^ 100年史, p. 201.
  12. ^ 100年史, p. 202.
  13. ^ 100年史, p. 130.
  14. ^ 川島 2007, p. 120.
  15. ^ 川島 2013, p. 49.
  16. ^ a b 川島 2007, p. 123.
  17. ^ 100年史, p. 125.

参考文献

  • 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 12 九州沖縄、新潮社、2009年。ISBN 978-4-10-790030-2 
  • 川島令三全国鉄道事情大研究』 九州篇 2、草思社、2007年。ISBN 978-4-7942-1562-8 
  • 川島令三『四国・九州ライン 全線・全駅・全配線』 第5巻 長崎・佐賀エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2013年。ISBN 978-4-06-295161-6 
  • 田栗優一『長崎「電車」が走る街今昔』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2005年。ISBN 4-533-05987-2 
  • 田栗優一、宮川浩一『長崎のチンチン電車』葦書房、2000年。ISBN 4-7512-0764-4 
  • 長崎電気軌道株式会社『長崎電気軌道100年史』2016年。 

関連項目

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