涙のメッセンジャー 14歳の約束
『涙のメッセンジャー 14歳の約束』(なみだのメッセンジャー じゅうよんさいのやくそく、Ithaca)は2015年のアメリカ合衆国のドラマ映画。女優メグ・ライアンの初監督作品で、出演はアレックス・ニューステッターとサム・シェパードなど。第二次世界大戦中の米国の小さな田舎町イサカ(Ithaca:原題と同じ)を舞台にした群像劇[1]。原作はウィリアム・サローヤンの1943年の小説『人間喜劇』。 2015年10月に開催されたMiddleburg Film Festivalで初上映された[2][3]。日本では劇場未公開でWOWOWで2018年11月29日に放映された[4][1]。 ストーリー第二次世界大戦中の米国の小さな田舎町イサカで家族と暮らす14歳の少年ホーマーは、父を亡くし、兄も従軍中のため、家族を養うために郵便配達員として働き始める。様々な人や景色に出会えるとして希望に胸を膨らませていたホーマーだったが、戦死した兵士の訃報を遺族に届ける仕事に、現実の厳しさを思い知らされて思い悩むようになる。そんなホーマーを上司であるトムやベテラン電信士のグローガンは優しく見守る。 ある日、かねてより酒に溺れる生活をしていたグローガンが仕事中に急死する。そこにはホーマーの兄マーカスの訃報を知らせる電報が残されていた。激しいショックを受けるホーマーをトムは慰める。 一方、ホーマーの家にマーカスの戦友トビーがマーカスの訃報を知らせにやってくる。そこにホーマーが帰宅し、家族は全てを理解した上でトビーを家に招き入れる。 キャスト
作品の評価Rotten Tomatoesによれば、18件の評論のうち高評価は22%にあたる4件で、平均点は10点満点中3.73点となっている[5]。 Metacriticによれば、9件の評論のうち、高評価は1件、賛否混在は3件、低評価は5件で、平均点は100点満点中36点となっている[6]。 出典
関連項目
外部リンク |
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