熱血高校ドッジボール部 PCサッカー編『熱血高校ドッジボール部 PCサッカー編』(ねっけつこうこうドッジボールぶぴーしーサッカーへん)は、ナグザットより1992年4月3日に発売されたPCエンジン用ゲームソフト(HuCARD)。ファミリーコンピュータ用『熱血高校ドッジボール部 サッカー編』の移植版である。 なお本項では、1991年12月20日に発売された、PCエンジンSUPER CD-ROM²システム専用CD-ROM『熱血高校ドッジボール部 CDサッカー編』(ねっけつこうこうドッジボールぶしーでぃーサッカーへん)についても併せて記述する。 PCサッカー編
ゲーム内容ファミリーコンピュータ版からの変更点概要については、FC版『熱血高校ドッジボール部 サッカー編』の項を参照。だが、PCエンジンオリジナルの要素として変更がいくつか加えられている。
必殺シュートの変更点
PCサッカー編オリジナルの相手チーム第13試合(決勝戦):種子島宇宙高校…宇宙工学や応用力学を専攻している高校で、生徒は普段は白衣を身にまとっている。ハーフタイムも、ロケットエンジンの試作品を開発している。必殺技コスモ流星シュートを撃ってくるが、破壊力はそれほど強くはなく、「たかし」でも止められる。また、フィールドプレイヤーも打たれ弱く、ボールの奪い合いにも強くない。が、鉄壁ともいうべきキーパーの守備力が最大の特徴で、ありとあらゆる必殺シュートをことごとく止めてしまう。PCサッカー編では、「げんえい」の復帰第2戦となる(FC版では四満忠実業高校戦1試合だけだった)。エンディングではロケットの打ち上げ実験を成功させ、最後を飾っている。
スタッフ
評価
ゲーム誌『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、20.04点(満30点)となっている[1]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で330位(485本中、1993年時点)となっている[1]。
CDサッカー編
ゲーム内容ファミリーコンピュータ版からの変更点主な概要については、PCサッカー編と共通である。HuCARDのPCサッカー編に対しては、CD-ROMでの先行発売という形になる。
CDサッカー編オリジナルの相手チーム第13試合(国際戦第1試合):フランス代表…必殺技はぶよぶよシュート。ボールが膨張と圧縮を繰り返しながら、直線状に飛ぶ。ハーフタイム中はミロのビーナスをデッサンしている。 第14試合(国際戦第2試合):ブラジル代表…必殺技はループシュート。『くにおくんのドッジボールだよ全員集合!』の「ループシュート」のような軌道で直進。ハーフタイム中はサンバを踊っている女性2名を見ながらメンバー全員がリズムを取っている。 第15試合(国際戦第3試合):アルゼンチン代表…必殺技はアッパーシュート。ゴール直前で加速しながら上昇する。ハーフタイム中はバラをくわえたメンバー1名と女性がアルゼンチン・タンゴを踊る光景に合わせ、残りのメンバーが演奏している。 第16試合(国際戦第4試合):イタリア代表…必殺技のホップシュートはボールが楕円状になり、いったんホップした後ゴールに突き刺さる高い威力のシュート。ハーフタイム中は食事だが、メンバー中5人がまだ食べている1人を残して眠ってしまう。 第17試合(国際戦最終試合):ドイツ代表…必殺技はスネークシュート。まさの「アトツギシュート」以上にクネクネと蛇行する。ハーフタイム中はトレーニングだが、1名だけビールを飲みつつソーセージを食べている。 登場キャラクターナレーション くにお
みさこ
たかし
しんいち
ひろし
こうじ
みつひろ
すすむ
あつし
まさ
げんえい
マネージャー
(協力:青二プロダクション) 他機種版
スタッフ
評価
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計21点(満40点)[2]、『月刊PCエンジン』では75・85・75・80・80の平均79点(満100点)、『マル勝PCエンジン』では9・7・8・7の合計31点、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、21.56点(満30点)となっている[1]。 また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で198位(485本中、1993年時点)となっている[1]。同雑誌1993年10月号特別付録の「PCエンジンオールカタログ'93」では、「Huカード版との相違点は、日本を制覇すると海外遠征があること、BGMが強化されていることの2つだ」と紹介されている[1]。
続編・関連商品
脚注
外部リンク
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