熱闘!パワフル甲子園
熱闘!パワフル甲子園(ねっとうパワフルこうしえん)は、2010年3月18日にコナミデジタルエンタテインメントから発売されたニンテンドーDS用のゲームソフト。制作は、パワプロプロダクション[1]。プロデューサーは藤岡謙治、ディレクターは神谷啓介。 概要実況パワフルプロ野球(パワプロ)シリーズに搭載されている「栄冠ナイン」[2]が元になっている高校野球を舞台にした野球シミュレーション。プレイヤーは高校野球部の監督となり、全国制覇を目指す。本作では栄冠ナインを基にした「栄冠への道」、春 - 夏の短期間で甲子園優勝を目指す「ひと夏の甲子園」、ひたすら試合をこなし勝ち進む「激闘サバイバル」の3つのモードがメインとなっている。 モード栄冠への道『パワプロ』シリーズの「栄冠ナイン」と同じように野球部監督となり、野球部の育成を楽しむモード。所属都道府県、ユニフォーム、学校名なども細かく設定できる。ゲームオーバー、クリアの概念が存在せず半永久的にプレイできるメインモード。手元に提示されたスケジュールカードから一枚を選び、練習を実行、部員を育成していく。育てたチームは保存することができ、通信や激闘サバイバルで使用できる。 来たれ!マネージャー『栄冠への道』のすごろく形式のミニゲーム。本編に登場するマネージャーを育成できる。プレイヤーキャラクターは高校で野球部のマネージャーをやりたがっている中学3年生。サイコロを振って制限ターン内にゴールを目指す。見事ゴールできればゲームクリア、育成したマネージャーが本編で登場する。 ひと夏の甲子園舞台は少子化の影響で隣にある「音鳴高校」(『実況パワフルプロ野球NEXT』で登場している高校と同じ名前)との併合が決まったとある高校の野球部。部員12人(月末になると他の部活から助っ人として転部してくるイベントが発生して最終的に18人になる)も全員が高校三年生、なんとか最後の思い出をと甲子園を目指すためにやってきた監督がプレイヤーキャラクターとなる。基本は「栄冠への道」だが、春~夏と期間に制限があり、甲子園に出場できるとゲームクリアとなる。クリア後はほぼ同様のルールで全国の高校野球部に就任していき、育成していくことになる。 激闘サバイバル試合がメインのゲーム。ほかのモードで育てた野球部またはコンピュータが自動で編成した野球部でひたすら勝ち進むモード。全10章構成。8回または9回からのスタートとなり、シチュエーションもさまざま。ゲームを進めていくことで手に入る「巻物」を使い、自チームの点数を増やした状態でスタート、など有利な状況を作ることもできる。勝つことができると「栄冠への道」で使える栄冠ポイントやアイテムを入手できる。章の最後(と特定の章の最初)には『実況パワフルプロ野球9』、『実況パワフルプロ野球13』のサクセスモード、『実況パワフルプロ野球NEXT』のヒーローモードに登場した高校がボスとして登場する。 通信Wi-Fi通信やワイヤレス通信でほかのプレイヤーとアイテムや育てたマネージャーなどをやり取りができるモード(WiFi通信は2014年5月20日終了[3])。従来のパワプロプロダクションの作品と違い、本作にはパスワードシステムが搭載されておらず、パワプロシリーズ、パワプロクンポケットシリーズとの互換性は無くなっている。 主な登場キャラクター共通キャラクター
パワプロシリーズの登場キャラクター激闘サバイバルのボスとして登場している、パワプロシリーズのキャラ。パワプロシリーズではフルネームは設定されていなかったキャラも、今作ではフルネームが設定されている。 実況パワフルプロ野球9
実況パワフルプロ野球13
実況パワフルプロ野球NEXT
混成チーム
脚注
外部リンク |
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