白月かなめ
白月 かなめ(しろつき かなめ)は、日本の女性声優。主にアダルトゲームに声をあてている。 経歴中学2年生の頃に見た『今日からマ王!』の特番で、声優が喋ったり実際にアテレコするところを観て楽しそうだなと思い、声優を目指そうと思うようになったという[1][2]。白月は普通の高校に進学するよりも早く声優の勉強を始めたいと考えており、高等専修学校に進学した[2]。 3年生の時に専門学校への進学も考えて受験をした矢先、同時期専修学校で開かれたオーディションに受かり、声優事務所からオファーを受けた[2]。そこで、1年間専門学校に通ったのち、事務所に入所した。最初は預かり所属という立場で事務所に併設された養成所に通い、それからジュニア所属となった[2]。この事務所はアダルトゲームの仕事が多いことを聞いていたので、白月はそれを理解したうえで入所した[2]。ただし、専修学校時代から事務所の養成所で通うまでの間、Hシーンの演技指導は受けたことはなかった[2]。また、この当時の白月はアダルトゲームを入手できる場所を知らず、演技についてもよく知らなかった[2]。そして、2012年にデビューを果たし、デビューから2作目となる『 JKとエロ医師 〜清純美少女JKを言葉巧みにハメたい放題〜』にてメインヒロインを演じた。その際、白月はブルゲLIGHT作品を遊んでから収録に臨んだ[2]。 2013年に発売された『PriministAr』で演じた枝那森千里も、プレイヤーからの人気が高く、SNSでもキャラクターに対する好意を表す者がいたほか、のちに千里を主役としたファンディスクが作られた[2]。 ユニゾンシフト:ブロッサムの『時計仕掛けのレイライン』シリーズにおいては、2012年に発売された第一作『時計仕掛けのレイライン -黄昏時の境界線-』ではくアンリ・シェブロというアンティークドールの遺品の役で登場したのち、第二作『時計仕掛けのレイライン -残影の夜が明ける時-』ではヒロインであるハイジちゃんことアーデルハイト・リッター・フォン・ヴァインベルガーを演じ、第三作目である『時計仕掛けのレイライン -朝霧に散る花-』にも続投した[2]。この役について、白月はツンデレお嬢様は初めてだったうえ、難解な言葉が多かったと振り返る一方、プレイヤーからの評価が高い同作に参加できたことが自信につながり、自分の知名度が上がったという意味でも転機になった作品でもあり、シリーズ作品で同一のキャラクターを演じたのは貴重な体験だったとも語っている[2]。 また、2013年にensembleから発売された『桜舞う乙女のロンド』でヒロインの門脇桜を演じて以来、数年間にわたり毎年のようにensemble作品に出演していた[2]。白月は2024年のインタビューの中で『時計仕掛けのレイライン』シリーズのように同一人物ばかりを演じているわけではないため、前の作品の演技を認められたと思い、うれしかったと話している[2]。また、ensemble作品では前作のキャラクターが次作にカメオ出演することが多いため、さらに印象に残りやすいのではないかと白月は分析している[2]。 人物名前の「白月かなめ」は、もともとは学生時代にゲームを語る掲示板などでハンドルネームとして使っていたもので、響きも良かったのでそのまま芸名にしたもの。読みは「しろつき」であるが、「しらつき」と間違えられることが多いという[1]。 アニメやゲームが大好きで、休日にはずっとゲームをして過ごすことも多く、またキャラクターの誕生日にはよくケーキを買ってお祝いすることもあるという。自分が出演したゲームについても勉強を兼ねてプレイしているとのこと[1]。 出演太字は主役・メインキャラクター。 アダルトゲーム2012年
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