矢口史靖
矢口 史靖(やぐち しのぶ、1967年5月30日[1] - )は、日本の映画監督、脚本家である。神奈川県伊勢原市出身[2]。東京造形大学卒業。 人物・来歴神奈川県立伊志田高等学校卒業。東京造形大学に入学後、1年先輩の鈴木卓爾に影響を受け、8ミリによる自主映画を撮り始める。1990年のぴあフィルムフェスティバルにて、8ミリ長編『雨女』がグランプリを受賞。PFFスカラシップを獲得し、16ミリ長編『裸足のピクニック』(1993年)で劇場監督デビュー。 フジテレビ、アルタミラピクチャーズと共に制作した『ウォーターボーイズ』(2001年)では、“男子シンクロナイズドスイミング部”というユニークな題材をもとにし、大ヒットを記録。第25回日本アカデミー賞では優秀脚本賞、優秀監督賞を受賞した。 同じくフジテレビ、アルタミラピクチャーズ作品である『スウィングガールズ』(2004年)も大ヒットし、第28回日本アカデミー賞[3]では、最優秀脚本賞・最優秀音楽賞・最優秀録音賞・最優秀編集賞・話題賞等の5部門を受賞した。 『ロボジー』(2012年)で主演を務めたミッキー・カーチス(五十嵐信次郎)は、矢口について自ら絵コンテを描いてから撮影を行うなどこだわりのある人物であったと証言しており、面白い現場であったと述懐している[5]。 作品監督作品自主制作
劇場映画
テレビドラマ
漫画原作
著書
「鈴木」という主人公矢口映画では、主人公の名字が「鈴木」である場合が多い。以下はその例である。
なお『WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜』の主人公の名前は平野勇気であるが、これは三浦しをんによる原作の登場人物名をそのまま使用しているためである。 主人公の名字以外に、「伊丹弥生」という役名を複数の映画で使用している。これは東京造形大時代に自主製作映画を作っていた際、協力してくれた知人への御礼の意味である[9][10]。以下はその例である。
脚注
関連項目外部リンク
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