石川県道6号宇出津町野線
石川県道6号宇出津町野線(いしかわけんどう6ごう うしつまちのせん)は、石川県鳳珠郡能登町と輪島市を結ぶ県道(主要地方道)である。 概要能登半島の北東部、富山湾に面した天然の良港・宇出津漁港から山地を越え、旧柳田村の中心部を経て、外浦の曽々木海岸までを南北に結ぶルートである。 宇出津(うしつ) - 上町(かんまち) : 宇出津の起点から珠洲道路の上町交差点までは立ヶ谷内峠(たてがやちとうげ、北鉄奥能登バス・長坂バス停付近)を頂点とする山岳道路であるが、能登町の海岸部分から珠洲道路方面に行く数ある道の中では最も走りやすい道であり、カーブも他の道(石川県道275号与呂見藤波線や石川県道288号鈴ヶ嶺矢波線など)に比べて緩く、道幅も比較的あるので、制限速度(大半が50km/h)を守る限り大きな問題はない。ただし冬期の積雪・凍結時にはもっと速度を抑える必要がある(除雪は行われる)。宇出津から立ヶ谷内峠へ上る道の途中、一部登坂車線がある。 上町 - 小間生(おもう) : 両側2車線(片側1車線)の区間であるものの、旧柳田村の市街地を通過するため狭小部が残る。なお狭小部として町野川に架かる小間生橋もあったが、バイパスの完成により解消した。 小間生 - 曽々木 : 町野川沿いの穏やかで快適なドライブコースである。カーブも緩やかでアップダウンも少なく走りやすい。いくつかのバイパスが作られ近年どんどん線形が良くなっている。2006年(平成18年)には町野町地内の狭小部を迂回する町野バイパスが完成したが、その町野バイパスの南側(町野町粟蔵)は依然としてすれ違いが困難な狭小箇所が残っている。町野トンネルより北側は、壇ノ浦に敗れた平家一門の平大納言時忠卿が流刑地として晩年を暮らした地でもあり、上時国、下時国の両家がその末裔として往事を忍ばせていて、奥能登の観光拠点のひとつとなっている。 路線データ
歴史
路線状況重複区間
地理通過する自治体交差する道路
脚注
参考文献
関連項目 |
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