福山第一劇場
福山第一劇場(ふくやまだいいちげきじょう)は、かつて広島県福山市東町二丁目にあった劇場。 「ヌードの殿堂」や「ストリップの殿堂」という謳い文句だった。定紋は丸に三つ柏。 歴史大衆演劇場として創設され、その後、ストリップ劇場へ転換された。 2011年(平成23年)2月20日に福山第一劇場が閉館したことで、かつての第一劇場グループ6館(徳山第一劇場、岡山第一劇場、高松第一劇場、神戸第一劇場、福山第一劇場、広島第一劇場)は広島第一劇場のみとなった[1][2]。 閉館から約3か月後の2011年(平成23年)5月から解体工事が始まり、6月末までに更地となった。その後、8月にコインパーキングとなった。 施設![]() ![]() ![]() 福山市の繁華街から遠く離れた立地で、周辺は住宅地であった。 1階に出入口、ロビー、客席、舞台、事務所があり、2階が投光、3階が楽屋であった。楽屋口は無く、ロビーを通過しなければ楽屋へ行けなかった。 ストリップ興行の為に、本舞台中央から伸びる花道と回転盆を新設していた為、(大衆演劇で使用された)下手の花道は使用されていなかった。 2階にも客席が存在したが、ヌード専門劇場となってからは、専ら投光室として使用されており、観客の立ち入りはできなかった。 ロビー内には、過去に出演した踊り子の宣伝材料などの写真が壁中に貼り出され、休憩時間に眺める客も多かった。
興行通常興行では、踊り子ひとりの持ち時間が30分と、他の劇場に比べて5分以上長く、曲を増やして対応する踊り子が多かった。 また、フィナーレが無い為、香盤にかかわらず、控え時間が分断されない面があった。閉館直前は3香盤であった。 スタンプカード入場するごとにスタンプが1個押され、10個の枠いっぱいになったものを次回の入場時に提示すると、無料で入場可能となる(ただし、特別興行の際には利用できない)。有効期限は、1年間であった。
交通アクセス脚注
参考文献
外部リンク
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