稲垣将幸
稲垣 将幸(いながき まさゆき、1993年7月19日 - )は、兵庫県出身の元プロ野球選手(内野手)。日本人の父とメキシコ人の母を持つ[1]。 経歴小学2年生の時に野球を始める[2]。当初は捕手であったが、神戸須磨クラブに所属していた中学2年生の時に内野手に転向する[2]。当時のチームに戸田隆矢(現・広島東洋カープ)がおり、戸田の投球を捕球できなかったことで転向させられたという[2]。 滝川第二高に進む[3]。高校時代は兵庫県立北須磨高等学校にいた桜井俊貴(現・読売ジャイアンツ)からよく安打を奪っていたという[2]。 中央学院大学に進学するが、試合にはほとんど出られなかった[2]。2016年に四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズに入団する。アイランドリーグに進んだのは大学時代の監督から「悔しかったらプロになってみろ!」と言われたことがきっかけだった[1]。香川での登録名はクリス[3]。これはメキシコ名の略称で、周囲の友人からの呼び名だった[1]。 2017年、9本塁打を放ち本塁打王を獲得し、打率.276、打点29で後期MVPとベストナインを受賞した[4]。このシーズンは前期終盤から主に4番を打つようになり、後期は8月に7本塁打を記録して前期終了時のトップと3本差を逆転した[1][5]。自身は2桁を打つことを目標としていたため、成長した手応えはつかんだものの、「悔しさの方が強かった」と述べている[2]。 2017年時点の報道ではチームOBの冨田康祐に動画を送ってアドバイスを受けていた[1]。 2019年、後期開幕前の7月3日に、リーグのウェイバー公示により愛媛マンダリンパイレーツに移籍することが発表された[6]。愛媛では本名の稲垣将幸を登録名とした[6]。2019年シーズンの契約期間終了をもって愛媛を退団[7]。 2022年11月に農家のかたわらレストランをオープンさせた[8]。 詳細情報独立リーグでの打撃成績出典は、2018年まではリーグウェブサイトの各年度成績表[9]、2019年度はリーグウェブサイトからリンクされる「一球速報.com」[10]。
背番号
脚注
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