竹之上次男
竹之上 次男(たけのうえ つぐお、1970年〈昭和45年〉4月28日 - )は、日本のフリーアナウンサー。 来歴・人物兵庫県競馬組合(園田競馬場・姫路競馬場)の名物実況アナウンサーとして知られる吉田勝彦の弟子として2000年代初めから場内アナウンスを担当。特にJRAとの交流競走の実況をほぼ全て担うなど、吉田の引退後は名実ともに兵庫県競馬を代表するアナウンサーとして活躍。 2005年から乗峯栄一主宰の「エンタメ集団DO IT!」に所属。競馬関連ではラジオ関西の競馬関連番組(『ラジオ関西パーフェクト競馬!』、『石崎譲のトレセンタイムズ』など)、関西圏の中央競馬場で行われるイベントの司会、ラジオNIKKEIの中央競馬実況中継の進行担当を2018年 - 2019年にかけて2年間務めるなど、多岐にわたって活動していた。 しかし、2020年に新型コロナウイルス感染症が流行すると、自身のTwitterやブログで「反マスク」「反ワクチン」「反PCR検査」の立場を強く訴える投稿を繰り返し、これに対する苦情が競馬場や所属事務所に多数寄せられた。2021年夏には兵庫県競馬組合からコロナ関連のツイート自粛と事態の沈静化を求められ、出勤停止(競馬開催日3日間)の処分を受けている。その後もノーマスクでの出勤などが問題視され、2021年12月に再び注意を受けたことをきっかけに、2022年1月31日付でダート・プロダクションを退職し、兵庫県競馬組合の場内実況アナウンサーを引退した[1][2][3]。 兵庫県競馬組合は「(2月の実況シフトが入っていないことは把握していたので)薄々予想していた部分もあったが、再び活動自粛する可能性もあったので、プロダクションに辞表を出したと聞いて驚いた」としたうえで、竹之上との間に直接の雇用関係が存在しないことから「(苦情は寄せられていたので、競馬場の顔ということで注意はしたが)組合としての要請や処分はしていない」と、競馬組合側から降板を求めた事実はないとしている[1]。竹之上の抜けた実況陣には2月より元KBS京都アナウンサーでフリー(個人事務所re:voice代表)の木村寿伸が加わり穴を埋めた[4]。また、ダート・プロの後継者は三宅が拝命し、2023年4月より取締役社長を務めている。 2023年現在、酒場『つぐおん家(ち)』のオーナーをしている。 主な仕事
有名な実況
脚注
外部リンク
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