第96高射ミサイル旅団 (ウクライナ空軍)

第96高射ミサイル旅団
96-та зенітна ракетна бригада
記章
創設	1992年
所属政体	ウクライナ
所属組織	ウクライナ空軍
編制単位	旅団
兵科	防空ミサイル兵
所在地	ダニリウカ
通称号/略称	A2860
愛称	96 ZRBr
標語	Освячені вогнем
指揮官	セルヒー・ヤレメンコ（ウクライナ語版）
テンプレートを表示

第96高射ミサイル旅団(ウクライナ語: 96-та зенітна ракетна бригада)は、ウクライナ空軍中部航空管区に所属する地対空ミサイル部隊。

1992年、ソ連軍第96高射ミサイル旅団（ウクライナ語版）はウクライナの管轄下に入り、ウクライナ空軍の一部となった。

1998年12月4日、旅団は「キエフスカ」という名誉称号を与えられた^[1]。

部隊は通常キーウ州に駐屯しており、キーウ、キーウ水力発電所（ウクライナ語版）、チェルノブイリ原子力発電所の防空を担当している^[2]。

旅団は、2014年にウクライナ独立パレード（ウクライナ語版）に参加した^[3]。

2016年2月2日午後、旅団の部隊がスピルネ村近くを巡回中、部隊は地雷を爆破した。ゲンナディ・サムス（ウクライナ語版）軍曹は複数の破片による傷により死亡し、さらに4人の負傷者がスバトボの病院に搬送された。兵士レオニード・コゾロズ（ウクライナ語版）も同時に死亡した。

2022年6月15日、旅団は勇気と勇敢さに対する栄誉賞を授与された^[4]。

ウクライナ空軍によると、2023年6月27日、旅団長セルヒー・ヤレメンコは、旅団がKh-47M2キンジャールミサイル13発を撃墜した功績により、ウクライナ英雄を授与された^[5][6]。

表 話 編 歴 ウクライナ空軍 Повітряні Сили України
主要部隊	空軍司令部直轄部隊 第7戦術航空旅団 第299戦術航空旅団 第383独立遠隔操縦機旅団（ウクライナ語版） 第15輸送航空旅団（ウクライナ語版） 第25輸送航空旅団（ウクライナ語版） 第456輸送航空旅団 統合小銃旅団
軍管区	西部 第114戦術航空旅団 第204戦術航空旅団 第1電波技術旅団（ウクライナ語版） 第11高射ミサイル連隊（ウクライナ語版） 第223高射ミサイル連隊（ウクライナ語版） 第540高射ミサイル連隊（ウクライナ語版） 第76独立通信・無線技術支援連隊（ウクライナ語版） 中部 第39戦術航空旅団 第40戦術航空旅団 第831戦術航空旅団 第96高射ミサイル旅団 第138無線技術旅団（ウクライナ語版） 第156高射ミサイル連隊（ウクライナ語版） 第31独立通信・無線技術支援連隊（ウクライナ語版） 東部 第138高射ミサイル旅団 第164無線技術旅団（ウクライナ語版） 第225高射ミサイル連隊（ウクライナ語版） 第301高射ミサイル連隊（ウクライナ語版） 第302高射ミサイル連隊（ウクライナ語版） 第57独立通信・無線技術支援連隊 南部 第160高射ミサイル旅団 第201高射ミサイル旅団 第208高射ミサイル旅団 第14無線技術旅団（ウクライナ語版） 第43独立指揮通信連隊（ウクライナ語版）
教育機関	ハルキウ国立空軍大学 第203訓練航空旅団 ムィコラーイウ戦闘用航空機搭乗員訓練センター（ウクライナ語版） 第202下士官訓練センター（ウクライナ語版）
その他	装備品一覧（ウクライナ語版） 基地一覧（ウクライナ語版）
ウクライナ陸軍 ウクライナ海軍 ウクライナ空中機動軍 ウクライナ特殊作戦軍 ウクライナ海兵隊 ウクライナ統合軍（ウクライナ語版）