箕面ゴルフ倶楽部
箕面ゴルフ倶楽部(みのおゴルフくらぶ)は、 大阪府池田市畑にあるゴルフ場である。 概要1960年(昭和35年)、名古屋の繊維商社・遠山産業株式会社の大阪駐在専務取締役・遠山利三は、ゴルフ場開発を計画した[1]。ゴルフ場の建設候補地は、大阪府の明治の森箕面国定公園に隣接する五月山麓で、標高が300メートルの所である[1]。候補地からは、遠く瀬戸内海と阪神の市街地が望むことができ、紀伊や生駒の連山を見渡すことが出来る[1]。その時の遠山利三は若干32歳の若さであり、「茨木カンツリー倶楽部」(1923年(大正12年)開場、設計・井上誠一)のメンバーで、ゴルフに理解が深かった[1]。 コース設計は、関西在住の上田治に依頼した、上田は「英国型、米国型、米国折衷型の3種類のタイプがある」とするのが持論だった[1]。上田が建設候補地を見た時、「英国型のコースにピッタリ」と評価した[1]。米国型の特徴は、デザイン性に重きを置いているが、英国型は自然のままの地形を生かしたクラシックなコース造りのゴルフ場である[1]。 1960年(昭和35年)11月28日、9ホールぞ造成工事が完了し、仮開場された[1]。建設用地の25万坪のうち、10番、11番、18番ホールは自然のままの地形を生かしたコースである[1]。後に、上田は「日本を代表する英国風のコース」「私の最大の傑作のひとつ」と語っている[1]。 創業者・遠山利三は、ただ若い経営者というだけではなかった、経営手法も型破りだった、「先端というより異端」だったと2代目の遠山隆重は語った[1]。当時のゴルフ場経営は、殆どが社団法人制の運営だったが、遠山はいち早く市場売買が可能な預託金制を取り入れ、ビジター優待券の発行を始めて実施した[1]。 所在地〒563-0021 大阪府池田市畑三丁目11番地 コース情報
クラブ情報
ギャラリー交通アクセス脚注
関連文献
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