総合レクリエーション公園
総合レクリエーション公園(そうごうレクリエーションこうえん)は、東京都江戸川区葛西地区にある一大公園群である。 概要総合レクリエーション公園は、ひとつの公園としてではなく、連続する複数の公園から成立している。葛西地区の土地区画整備の下、生まれた公園で主要な施設数は11、全体の長さは東西約3キロにも及ぶ。面積は全体で約22ヘクタールにもなる一大公園群である。地名としては西葛西・中葛西・南葛西にまたがる。 テニスや野球場といったスポーツ施設から、草花の観賞、バーベキュー、ポニーの乗馬など、四季を通じて利用できる総合公園となっている。園内を走るトローリーバスも家族連れに人気。また、近接して新左近川親水公園や、長島川親水公園もあり、付近は緑豊かな地域となっている。なお、敷地の上空の多くは送電線となっている。 公園管理については株式会社日比谷アメニスが、総合レクリエーション公園及び新左近川親水公園の指定管理者として江戸川区より指定を受けており、令和5年4月1日より本公園の管理運営業務に取り組んでいる。これまでに蓄積されたノウハウを積極活用することにより、管理運営体制を構築し、快適な公園環境の提供に努めている[2]。 構成されている施設(西から東の順)子どもの広場子ども向けの遊具で構成されている公園。近隣の住民に多く利用されている。公園内にはティラノサウルスとトリケラトプスの置物があるため、「恐竜公園」とよばれている。
江戸川区球場4000人を収容できる野球場。ナイター設備もある(利用は予約の上、有料)。 →詳細は「江戸川区球場」を参照
虹の広場噴水のある公園で、噴水は夜にはライトアップされる。夏季には水遊びも出来る。
西葛西少年野球広場野球ができる施設。
自由広場フリーマーケットなどのイベントが行われる遊具のない公園(通称、旧公園名は「新田6号公園」)。
新田の森公園樹木が主体の公園で、散策しながら緑に触れられる。
葛西防災公園2015年3月10日に誕生した防災公園。元江戸川プールガーデン。プール施設の老朽化に伴い解体され防災設備を備えた公園として生まれ変わった。当公園には大震災時に対応できるように備品を備えている。普段は、芝生広場や多目的コート、テニスコートなどを備えたスポーツができる公園になっている[3]。
新田はらっぱ公園旧プールガーデンの道路を挟んだ南東向かいにある小広場。
子どもの広場から新田はらっぱ公園までは連続した空間となって、総合レクリエーション公園としての連続した空間はここで一旦途切れる。よい子の広場からなぎさ公園まではまた再び連続した空間となっている(距離にしておおよそ500メートルほど)。付近には他にも新左近川親水公園・長島川親水公園など公園が多い。 よい子の広場南葛西少年野球場の西隣にある小広場。 南葛西少年野球場野球ができる施設。
ファミリースポーツ広場主に球技や相撲場、壁打ちテニスができる施設からなっている。なお、ファミリースポーツ広場とフラワーガーデンの間は環七通りが横断している。
広場内には、コーヒーショップが設けられ、きれいになった芝生広場を挟むように、スポーツレーンと、インクルーシブ遊具や健康遊具などの遊具ゾーンを設置。整備前にあった壁打ちテニスコートは自由広場へと移設される[4]。
雨天時でも遊べる「屋内ひろば」がPark-PFIにより誕生した。 建物は円形の寄棟屋根に大きな切り込みを入れて、公園環境に配慮し、内外に連続性を持たせている。屋根の半分を軒の深い半屋外にし、その一部に相撲場を設けたデザインとした。 単純な寄棟屋根の外周を円形にして、アクティブな場に相応しい建築スタイルになっている。 [5]
フラワーガーデン
冨士公園遊具やアスレチックのほか、デイキャンプが出来る施設や「江戸川富士」といった人工的な丘があり、ソリなども楽しめる(デイキャンプでの利用は要予約)。
なぎさ公園
また、フラワーガーデンからなぎさ公園まで園内を周遊するパノラマシャトルが運行されている(大人200円、小学生100円、幼児と65歳以上は無料)。
緩やかな丘の中腹に佇む純白の外観が特徴。『魔女の宅急便』の舞台「コリコの町」から着想を得たいちご色で統一された世界が広がる館内において、世界の児童書や絵本が用意されている。そのほか、シアターやギャラリー、角野さんのアトリエをイメージした展示品を取り揃え、旧江戸川を一望できる見晴らしの良いカフェやミュージアムショップなどが備わり、館内は見どころが多い[6]。
ギャラリー
データアクセスなど
関連項目
脚注
外部リンク |
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