興譲館高等学校
興譲館高等学校(こうじょうかんこうとうがっこう)は、岡山県井原市西江原町にある私立高等学校である。 教育の特色と近年の歴史的概要江戸時代の終わりに、地元井原の役人や人々の要請によって、興譲館が設立された。初代館長には、地元の漢学者阪谷朗廬が招かれ、その名を慕い生徒が全国から集まった。なお、現在の校地に、阪谷朗廬と渋沢栄一が、酒を酌み交わしながら鎖国開国談義した建物が当時のまま残されている。地域の教育機関として発展し、明治期末に、旧制中学の興譲館中学となる。第二次世界大戦後は、新制高校となり、地域と時代の要請に応じ、学科等の変遷を重ねてきている。2014年(平成26年)度に、広域通信制課程を設置し、福山キャンパス、さらに岡山キャンパスを開校。2024年(令和6年)に、東京キャンパスを開校。 郷校興譲館からの儒学的教育理念を持ち、現在に続く。生徒一人ひとりの人間的成長を促し、希望する進路に対する細かな教育を行うことを、基本的な教育方針とする。また、スポーツも盛んであり、各種目で全国大会級の実績を重ねている。 通信課程でも、同様の教育理念の下、本校教員による丁寧な教育指導を行い、日本各地にキャンパスを設置している。 1853年(嘉永6年)、後月郡西江原村に創立。旧制中学を経て、新制高校に移行し、現在に続く。 2004年(平成16年)度から「普通科スーパー進学コース」を設置。2006年(平成18年)度、普通科のみのコース制に移行するなどの「興譲館革命」と称した学科再編を実施。2013年(平成25年)度 、創立160周年記念式典挙行。2014年(平成26年)3月、広島県福山市に通信課程のためのキャンパスを設置。4月、阪谷綾子第8代理事長就任。2015年(平成27年)度、トータル進学コース設置。2016年(平成28年)度、沖久教人校長就任。2018年(平成18年)1月、沖久教人校長辞任。4月、石下景教校長就任。2020年(令和2年)度、岡山キャンパス開校。2022年(令和4年)度、江藤茂博第9代理事長就任、岡田公彦第13代校長就任。2023年(令和5年)4月、総合進学コース、キャリアデザインコース、スポーツコースに改編。10月、創立170周年記念式典挙行。12月、河南大学付属高級中学(中国・河南省)と教育協定。2024年(令和6年)3月、美中学(中国・広州市)と教育協定。4月、江藤茂博第14代校長就任。9月、東京キャンパスを墨田区と豊島区に設置。 学科
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