苫小牧信用金庫
苫小牧信用金庫(とまこまいしんようきんこ、英語:Tomakomai Shinkin Bank)は、北海道苫小牧市に本店を置く信用金庫。 2015年(平成27年)3月末現在の自己資本比率は26.13%[2]。日本格付研究所による長期発行体格付は上位ランクのA[2]。 会員地域※太字は店舗のある地方公共団体。
沿革
店舗![]() 出典:[23] →現行店舗の詳細については「店舗一覧」を参照
苫小牧市
胆振管内日高管内
石狩管内
かつて存在した店舗
ATMサービス平日18時以降、土曜日14時以降、日曜祝日終日の出金については、時間外手数料が徴収される。 しんきんゼロネットサービスに加入しており、信用金庫のキャッシュカードであれば、とましん以外であっても通常徴収される「他行利用手数料」がかからない。 長らくセブン銀行とは利用提携しておらず、北海道内の信用金庫では唯一、全国でも他に高知信用金庫しかない未提携信金となっていた。しかし、2024年6月3日利用提携を開始した[36]。また、イオン銀行とは相互入金ができない。 また、全国初の信用金庫と生活協同組合との共同支援事業として移動販売車にATMを搭載した「おまかせ便カケル」とましんATM搭載車がある[37][38][39]。 totoの払い戻し店以下の店舗でスポーツ振興くじ(toto)当選券の払い戻しを取り扱っている[40]。
まちなか交流館![]() 苫小牧市の「まちなか再生総合プロジェクト(CAP)」の一環として旧本店跡地に整備した[18][41]。 木造平屋の建物内で足湯と手湯が無料で楽しめる施設となっており、市内のゆのみの湯から温泉を運んでいる[42]。 2013年(平成25年)に『第8回木の建築賞』を受賞した[43]。 不祥事業務改善命令北海道財務局は2025年5月9日、経営管理や法令順守の体制に問題があったとして、銀行法に基づく業務改善命令を出し、6月9日までに改善計画の提出を求めた[22][21]。 常勤理事、理事長、会長を歴任した元非常勤理事が強い影響力を持ち、土地、建物を時価より高く購入させたことや、信金側の評価で60万円相当だったゴルフ会員権を240万円で買い取らせたほか、役職員の人事権を掌握していた。何事も元非常勤理事に相談、報告し、了承を得て、それをお墨付きとして他の役員や部門を承服させていた結果、強い発言力が維持された[44][45]。 また、信用金庫法で原則禁止されている、不動産関連業務を行う子会社を1998年頃から監督官庁に隠蔽[45]。2015年頃からは当金庫で複数物件の賃貸や、職員が融資取引獲得を目的とした不動産の媒介行為を行っていた[21]。かつて法令違反に当たる業務に疑問を呈し、異を唱えたことで人事上不利益を受けたとみられる事案もあった[46]。 小林一夫理事長をはじめとする少なくとも理事5人が6月の通常総代会で退任することや、常勤と非常勤の理事、監事合わせて17人の報酬を最大30%、3カ月間減額することを決めた。今後、第三者委員会を早急に設置し、元非常勤理事の告訴は第三者委員会の調査結果を踏まえ検討するとした[47]。 脚注出典
参考資料
関連項目外部リンク |
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