藤田真央
藤田 真央(ふじた まお、1998年(平成10年)11月28日[1] - )は、日本のピアニスト。 略歴3歳よりピアノを始め、17歳まで松山優香と松山元に師事[2][3][4]。小学生の時、全日本学生音楽コンクール・小学生の部にて優勝。この時審査員を務めた野島稔に後に師事することになる。 2013年(平成25年)12月に、津田ホール(東京都渋谷区千駄ヶ谷)にて、初めてのリサイタルを開催。以降、国内各地をはじめ、ポーランド、ドイツ、イタリアなどで定期的に演奏を行うほか、ショパン国際音楽祭(ポーランド)、世界のアッシジ音楽祭(イタリア)、バート・ラガッツ次世代音楽祭(スイス)などの音楽祭に招待されリサイタルを行っている。国内においては、これまでに、小林研一郎、現田茂夫、飯森範親、大友直人指揮のもと、読売日本交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、東京交響楽団、ヴィルトゥオーゾユースオーケストラ等のオーケストラと共演している。2015年(平成27年)末に第1回、2016年(平成28年)4月に第2回ヴィルトゥオーゾユースオーケストラのソリストとして招待された。 東京音楽大学付属高等学校卒業後は東京音楽大学特別特待奨学生としてピアノ演奏家コース・エクセレンスへ進学した[5][6]。ヴィルトゥオーゾユースオーケストラ首席客演ソリスト[7]。東京音楽大学では、ピアノを鷲見加寿子、野島稔に師事。ソルフェージュを西尾洋に師事。2019年(令和元年)公開の映画「蜜蜂と遠雷」にてピアノ演奏(風間塵〈鈴鹿央士〉演奏部分)を担当[8]。2019年チャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞し、審査員や聴衆から熱狂的に支持され世界の注目を集めた。自然体で奏でられる、繊細かつヴィルトゥオーゾを持ち合わせた唯一無二の美しい音色が高く評価され、次々と世界の舞台に招かれる。ルツェルン音楽祭、ヴェルビエ音楽祭、エディンバラ国際音楽祭、ラ・ロック=ダンテロン国際ピアノ音楽祭、ツィナンダリ音楽祭など主要な音楽祭へ定期的に出演。2023年1月、カーネギー・ホールにてホール主催のソロ・リサイタルデビューを果たした。現在は、ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンにてジャズなど多方面に通じたロシア出身、キリル・ゲルシュタインに師事。 2019年10月までにナクソス・ジャパンより5枚のアルバムをリリースしている。2021年(令和3年)には世界最高峰の音楽祭と言われるヴェルビエ音楽祭にて、モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲を演奏。また同演奏会でヴェルビエ祝祭管弦楽団とモーツァルトのピアノ協奏曲第20番で初共演を果たした。 プライベート
受賞歴
ディスコグラフィー
出演テレビ番組
脚注注釈出典
外部リンク
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