装盾類 (そうじゅんるい[ 3] )あるいは装盾亜目 (そうじゅんあもく[ 3] )、担楯類 (たんじゅんるい)、担楯亜目 (たんじゅんあもく[ 4] 、学名 : Thyreophora 、「盾を持つ者」の意味)は、小型から超大型の装甲 をまとい、前期ジュラ紀 から恐竜 時代の終わりまで全ての大陸 で生息 していた[ 6] 、鳥盤類 ゲナサウルス類 の一群である[ 13] 。
装盾類は主に剣竜類 や、体が装甲に覆われた曲竜類 が含まれる[ 13] 。最も代表的なな属 は、アンキロサウルス やステゴサウルス が挙げられる[ 11] 。装甲をもった唯一の鳥盤類で、竜盤類 のティタノサウルス類 でのみ装甲が並行進化的にみられた。また、本分類群にはレソトサウルス [ 6] [ 14] 、ラキンタサウラ が含まれる可能性がある[ 5] 。
装盾類は、イグアノドン やトリケラトプス よりもアンキロサウルスやステゴサウルスに近縁な種で構成されるグループと定義されている。ゲナサウルス類の中では角脚類 の姉妹群 である[ 15] 。
特徴
装盾類はその名のとおり、全身を覆う鎧のような皮骨 を持っていたことが特徴である[ 5] 。基盤的な属は、単純で低く、キール (生物 に見られる竜骨状の構造)のある鱗 状の皮骨を持っていたが、より派生したものはサゴマイザー や防弾チョッキのような装甲など[ 16] 、より精巧な構造を発達させた。全ての装盾類は草食 性で[ 17] 、前足は五指性であり、足指は3本か4本だった。体の大きさの割に頭 は比較的小さく、堅牢に作られ、眼 も大きくはなかった。骨格 は重厚な造りで、尾 はやや長かった。一部の種では喉 の下にぎっしりと敷き詰められた皮骨を備えていた。他のほとんどの恐竜と比べ、成長 速度は比較的遅かったとされる。生息環境はとても多様で、砂漠 から湿潤 な森林 といったあらゆる環境に生息していた[ 6] 。初期の属は二足歩行 をしていたが[ 17] 、肉食 恐竜が大型するにつれて、装盾類も大型化し、その体重 を支えるため、後に四足歩行 へと進化し、変化していった[ 18] [ 19] 。
語源
thyreophoraの語源 は、ギリシャ語 の「θυρεός 」と「φορά 」から由来する。「θυρεός 」は「盾」、「φορά 」は「運ぶ」を意味し、合わせて「盾を持つ者」という意味になる[ 20] 。
発見と研究の歴史
装盾類の最古の化石は、1832年にイギリス で発見されたヒラエオサウルス であり[ 21] 、イグアノドンやメガロサウルス とともに、1842年にリチャード・オーウェン が恐竜という言葉を作った動物の一つだった。しかし、彼の発見は、19世紀 に発見した他の化石と同じ様に、非常に不完全なものだった。また、ヒラエオサウルスと同様にポラカントゥス [ 22] 、アカントフォリス [ 23] 、ストルティオサウルス など[ 24] 、19世紀にヨーロッパ で発見された最も重要な化石は、このグループの非常に不完全な分類を形作っていた。
後に、装盾類の化石が発見されたのは、19世紀初頭のイギリスである。またその化石は下顎 の断片で、1848年にレグノサウルス (剣竜類)と名付けられた。1845年、現在の南アフリカ の地域で、後にパラントドン と名付けられる化石が度々発見された。後の1874年、イギリスで発見された化石はクラテロサウルス と名付けられた。3つの分類群はすべて断片的な化石に基づいており、20世紀 まで可能な剣竜類として認識されなかった。また、彼らは恐竜の新しい特徴的なグループの存在を疑う理由を与えなかった。
また、基盤的な装盾類が発見され始めたのは1850年からである。最古の化石はイギリスで発見されたスケリドサウルス であり[ 25] 、これまでの化石としては完全なものだった[ 26] 。19世紀には、当時知られていたほとんどすべての装盾類がスケリドサウルス類のメンバーであると考えられていた。20世紀後半には、この用語はスクテロサウルス、エマウサウルス、ルシタノサウルス、タティサウルス などの装盾類は、曲竜類や剣竜類の祖先に近い「基盤的な」鳥盤類の分類群 を指すようになった[ 27] 。
1874年、明らかにスパイクを備えた大型の草食動物であることが明らかだったものの広範な化石がイギリスで発見された[ 28] 。剣竜類はここから本格的な研究が始まった。
曲竜類も第二次世界大戦 後、より完全な形・化石で発見されるようになり、アジア 産のタラルルス やサイカニア 、北アメリカ 産のサウロペルタ やシルヴィサウルス など、これら曲竜類の外見をよりよく識別できるようになった。1980年代には、オーストラリア 大陸初の曲竜類であるミンミ と[ 29] 、南極 大陸初の曲竜類であるアンタークトペルタ が発見された。中国からは、1990年代以降、ティアンゼノサウルス やリャオニンゴサウルス など、大規模なものが発掘されるようになった。同時期に、北アフリカ では、進化史にとって重要な曲竜類(ガルゴイレオサウルス とミモオラペルタ )が発見された[ 30] [ 31] 。
装盾類の下位分類
基盤的な装盾類 (スケリドサウルス類)
スクテロサウルス の想像図
基盤的 な(原始的な)装盾類は、曲竜類と剣竜類につながる系統を形成するか[ 16] [ 32] [ 33] 、あるいは曲竜類との姉妹群 関係にあり、剣竜類はその両者よりも基盤的になるかのどちらかである[ 34] 。また、これらの分類群をスケリドサウルス類とする場合があり[ 18] 、スケリドサウルス類についても合わせ解説する。前期ジュラ紀に出現した装盾類で[ 35] [ 36] [ 37] [ 38] 、後期ジュラ紀 には見られなくなった[ 39] 。これらの属は小型から中型の装盾類だった[ 6] 。
頭は大きくなく、堅牢な造りで、嘴 は幅狭く、眼も大きくなかった。上顎 前端には歯 があった。腹部等はやや幅広く、尾は長かった。二足歩行から四足歩行のものいる[ 38] 。腕 と脚は柔軟性があり走ることができた。また、鋭くない鉤爪 を持っていた[ 6] 。腕は短いものから長いものまでおり小さな原始的なこぶのある皮骨でできた板を持っていた[ 40] 。基盤的な鳥盤類と体つきは似ており、ほっそりしていた[ 5] [ 39] [ 41] 。スケリドサウルス 、スクテロサウルス 、エマウサウルス 、ユシサウルス など、これらの大部分は北半球 の北アメリカ 、ヨーロッパ 、中国 から知られている[ 38] [ 35] 。
他の大陸 で発見されていないのは、調査の不十分が原因とされている。また、その大陸で発見された場合、分類をより細分化できる可能性がある[ 6] 。
曲竜類
曲竜類 (鎧竜類)は、Euankylosauria(アンキロサウルス科 とノドサウルス科 を含む)とパラアンキロサウルス類 が主要なグループである[ 42] [ 11] 。
中期ジュラ紀 に姿を現し、後期白亜紀 に大繁栄し絶滅した[ 21] [ 36] [ 38] 。一般的に皮骨の形態でグループの大別が出来る。皮骨の断面 には、繊細で複雑に絡み合ったスポンジ 状の構造が見える。装甲を発達させるために、自らのカルシウム が使用されており、他の恐竜の様に成長 ではなく、防御力を高めることが優先されていた[ 16] 。
曲竜類の代表格であるアンキロサウルス の想像図
アンキロサウルス類
アンキロサウルス科は、Euankylosauriaの2つの科 のうちの1科。中期ジュラ紀から後期白亜紀 まで存続し[ 43] [ 38] 、アフリカ以外の世界中で栄えた[ 35] [ 37] 。この属 は、膨張した尾椎 が融合しひとつの棍棒状の塊[ 16] となった大きな尾部が特徴的である[ 36] 。その棍棒で捕食者を撃退したり[ 11] [ 44] 、種内闘争に用いられたと考えられている[ 40] [ 21] [ 45] [ 46] 。彼らは体格 がよく、頭 から尻尾 まで骨の鎧で覆われ[ 43] [ 6] 、瞼 のような小さな部分に至るまで装甲で覆われていた。また、"頸部 "はほとんど、あるいは全くなく、頭部は平らでずんぐりしておおまかにシャベル型をしており、両側のほぼ耳 と頬 のあたりに2本の棘があるのが特徴。アンキロサウルス科 は広くて平らな頭蓋骨 を個体間の頭突きに利用していた可能性がある[ 45] 。エウオプロケファルス・トゥトゥス は、おそらく最もよく知られたアンキロサウルス科である。
ノドサウルス類
ノドサウルス科 はEuankylosauriaのうちのもう一方の科であり、実際にはアンキロサウルス科の祖先が含まれている可能性がある。中期ジュラ紀 (約1億7000万年前)から後期白亜紀 (約6600万年前)にかけて生息し、アンキロサウルス科と同じように装甲をまとっていたが、尾部にはスパイクがなかった。その代わりに、体の他の部分を覆っていた骨の隆起や棘が尾まで続き、肩甲骨 あたりに鋭い棘をまとっていた[ 43] [ 35] [ 37] 。ノドサウルス類の例はサウロペルタ やエドモントニア で、後者は前方に突き出た肩の棘が特徴的[ 37] [ 40] 。
パラアンキロサウルス類
パラアンキロサウルス類 は、2021年 に別の分類群として認識された、曲竜類よりも基盤的なグループである。中期ジュラ紀にEuankylosauriaから分岐したと考えられている。Euankylosauriaとは異なり、ゴンドワナ大陸 に分布し、南アメリカ 南部、オーストラリア大陸 、南極大陸 から知られている[ 42] 。四肢が細長いなど、より基本的な特徴を残しているが、最も特徴的なのは尾 の武器、マクアウィトル (macuahuitl、同名の武器 にちなんで命名)で、尾の裏側に扇状の構造を形成する平らな骨皮の配列からなる。この構造は剣竜類のサゴマイザー や曲竜類のスパイクに似ているが、それとは異なった。マクアウィトルはステゴウロス の化石から完全に知られており、おそらくアンタークトペルタ の断片的な化石からも知られている[ 42] 。
剣竜類
剣竜類の代表格であるステゴサウルス の想像図
剣竜類 はステゴサウルス科 とファヤンゴサウルス科 からなる[ 16] [ 6] 。これらの恐竜は主に中期ジュラ紀から後期にかけて全ての大陸(主に北半球 [ 16] )で生息しており[ 6] [ 40] 、一部の化石は前期白亜紀にも見つかり[ 18] 、白亜紀の中頃には絶滅 したとされるが[ 35] 、インド の後期白亜紀の地層 から剣竜類とされる化石 が沢山発見されているが保存状態が非常に悪い為、その実態は定かではない[ 21] 。また、後期ジュラ紀に最も栄えた[ 36] 。全ての属にプレートとスパイクやサゴマイザー があった[ 40] 。剣竜類は体に対し頭部が非常に小さく[ 18] 、ステゴサウルス類は、単純な歯 を持ち非常に小さな頭を持っていた[ 21] 。また、脳 の大きさは恐竜の中で最小だった[ 40] 。剣竜類は、胴椎 に沿った板や棘の列と、長い脊椎 を持っていた。剣竜類の剣板は体温調節 の役割があり[ 5] [ 36] 、種を識別するためのディスプレイとして、また求愛行動といった[ 40] 、誇示行動やライバルを威嚇 するために使われたと考えられていた[ 6] [ 21] 。だが、2004年に発表された研究では、この上記の説は否定され、アメリカ の研究者が剣板の微細構造を解析した結果、単なる鱗の一種の可能性があるとした。この研究が正しいければ、剣板で個体識別を行ったと考えられている[ 44] 。剣竜類でよく知られているものとして、ステゴサウルス やケントロサウルス 等が挙げられる。
分類
分類学的位置
装盾類の分類学的位置を示す。以下のクラドグラム は、ゲナサウルス類を最初に定義したセレノの論文に基づくものである[ 47] 。
以下は、Butlerら(2011年)の分析に基づく、より新しいクラドグラムである。
分類学
分類法は恐竜古生物学者 の間では存続することが支持されなくなり、ほとんど廃れてしまったが、21世紀 の出版物の中には分類法を残しているものもいくつかある。ほとんどの場合、装盾類は一般的に、剣竜類と曲竜類を含むランク付けされていない分類群として分類されているが、装盾類は、剣竜類と曲竜類を下目 として装盾類が亜目 に分類されることもあり[ 4] 、剣竜類と装盾類が亜目として分類されることがある。
系統発生学
装盾類は、1915年 にフランツ・ノプシャ によって最初に命名された[ 2] 。装盾類は、1998年 にポール・セレノ によって「トリケラトプス よりもアンキロサウルス に近縁なすべてのゲナサウルス類 」と定義された。装盾様類 (そうじゅんようるい[ 3] 、学名 : Thyreophoroidea)は、1928年 にノプシャによって最初に命名され、1986年 にセレノによって「スケリドサウルス 、アンキロサウルス 、それらに最も近縁な共通祖先とそのすべての子孫」として定義された[ 47] 。寛脚類 (かんきゃくるい[ 3] )あるいはエウリポッド類 (えうりぽっどるい[ 6] )、ユーリ脚類 (ユーリきゃくるい、学名 : Eurypoda)、他にエウリポーダ類 、エウリプス類 、広脚類 (などがあり、Eurypodaの定訳がない)は、1986年にセレノによって初めて命名され、1998年に彼によって「ステゴサウルス、アンキロサウルス、それらに最も近縁な共通祖先とすべての子孫」と定義された[ 48] 。
2021年、Daniel Madzia率いる国際的な研究者グループは、鳥盤類分類の定義を標準化する目的で、最も一般的に使用されている鳥盤類の分類のほぼすべてを国際系統命名規約 に登録した。Madziaらによると、装盾類はアンキロサウルス・マグニベントリスとステゴサウルス・ステノプスを含むが、イグアノドン ・ベルニサルテンシスとトリケラトプス ・ホリドゥスを含まない最大のクレードと定義されている[ 15] 。
以下のクラドグラムは、古生物学者のRichard S. Thompson、Jolyon C. Parish、Susannah C. R. Maidment、Paul M. Barrett.による2011年 の分析に基づいたものである[ 32] 。
以下のクラドグラムはRiguettiら(2022)の系統解析 であり、Soto-Acuñaら(2021)の曲竜類のクラドグラムに基づくものである[ 33] [ 42] 。翌年のジャカピル の記載により、Riguettiらは同じマトリックスを修正し、寛脚類の姉妹群としての位置を占めることを発見した[ 33] 。
以下のクラドグラムは、2024年Fonsecaらによって更に分析され更新されたもの[ 12] 。
2020年 、デビット・ノーマン (英語版 ) はスケリドサウルス のモノグラフの一部として、初期の装盾類の関係を修正し、今まで考えられていた説は、スケリドサウルスなどを含む装盾類が、このグループの中で一番基盤的な分類群とされていたが、この説では剣竜類が最も基盤的な装盾類であり、スクテロサウルス 、エマウサウルス 、スケリドサウルスは剣竜類+曲竜類ではなく、曲竜類の進歩的なステムグループ であることを発見した。クラドグラムを以下に示す[ 34] 。
古生物学
生態
低い位置から中程度、高い位置のブラウザー(低木や潅木の葉などを含む多汁質の養分量の多い草類や、果実 、芽 、花 などを選択的に採食する草食動物)あるいはグレイザー(生草や牧草 などを含む粗飼料 を選択しないで採食する草食動物)だった。例外としては高木を食べることに良く適した剣竜類のミラガイア がいる。概して速く動ける体ではなかった。主に装甲で受動的に身を守ったが、一部の種は発達した棘などを武器として用いていた[ 6] 。
性的二形
ヘスペロサウルス・ムジョシ(Hesperosaurus mjosi )のプレート形状と色彩の変異を含む仮説的な性的二形。
装盾類の剣竜類には、性的二形 の可能性を示すいくつかの発見がある。2015年Saittaは[ 49] 、ヘスペロサウルス の剣板には2つの形態があり、1つの形態は幅の狭い背の高い形態よりも表面積が45%大きい幅の広い楕円形の板を持つという証拠を提示している。剣板がディスプレイ構造として機能した可能性が高く、広い楕円形が広い範囲での連続的なディスプレイを可能にしたことを考慮し、Saittaは表面積の広い形態をオス とし、もう一方をメス とした。
カリフォルニア大学 バークレー校の古生物学者、ケヴィン・パディアン は、Saittaが標本の骨組織切片の特徴を誤認したと指摘し、「この動物が成長を止めたという証拠はない」と述べた。パディアンはまた、研究における一体一体の標本の使用について倫理的な懸念を表明した[ 50] 。
剣竜類のケントロサウルス 、ダケントルルス 、ステゴサウルスもまた、メスに3本の余分な仙骨 があるという形で二形を示したと示唆されている[ 51] 。
発声
コンピューターで復元された、ピナコサウルスの喉頭 。
2023年2月、研究者たちは、装盾類の曲竜類のピナコサウルス・グランゲリ から発見された喉頭 の化石に基づき、曲竜類が発声していた可能性があるとした。また、鳥の鳴き声 のような発声 であると報告した[ 52] [ 53] 。今後、研究が進めば、どのような声で発声してたのか、コミュニケーション をとっていたかが分かる可能性もあり、また、鳥のように多彩な発声を使い分けていた可能性がある[ 8] 。
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