速やかな政策実現を求める有志議員の会![]() 速やかな政策実現を求める有志議員の会(すみやかなせいさくじつげんをもとめるゆうしぎいんのかい)は、日本の議員連盟。略称は速やか議連(すみやかぎれん)。 概要自由民主党の中堅や若手の国会議員を中心に結成された議員連盟である。塩崎恭久、茂木敏充、世耕弘成の3名が、共同で代表世話人を務めている。麻生内閣の政策に批判的(麻生おろし)な議員が多く参加しており、経済政策を中心に組織的に異論を唱えている[1]。 柴山昌彦が議連の会合で「我々の提言を党執行部にのませるのか。(執行部が)のまないなら(野党が衆院に提出する)内閣不信任案賛成までやるのか」[2]と呼びかけるなど、麻生政権批判を鮮明にする参加者もいるが、代表世話人の塩崎は「倒閣運動ではないかという話も出ているが、そういうレベルの話ではない」[3]としている。 政策
影響議連が補正予算案提出を前倒しするよう要請した件について、自由民主党税制調査会会長津島雄二が「敵(民主党)に塩を送るようなことをするなと注意した」[10]と述べるなど批判的な意見も挙がっているが、一方では評価する意見も寄せられるなど、自由民主党内で賛否が分かれている[11]。 自由民主党選挙対策副委員長菅義偉は、「倒閣や新党で動くなど、政権運営を妨げる行動があった場合、同志として一緒にやっていけるか、判断せざるを得ない」[2]と述べ、党公認停止も辞さない考えを示した[2]。代表世話人の塩崎恭久は、党内の状況を安政の大獄になぞらえ、議連に対する圧力は言論弾圧に該当すると主張した[12]。 構成議連の参加者は、2008年自由民主党総裁選挙で石原伸晃や小池百合子を支援した国会議員が多いものの、麻生太郎を支持した国会議員らも含まれている[1]。当選回数が比較的少ない中堅議員や若手議員が中心だが、小泉政権、第1次安倍内閣、福田政権で国務大臣や内閣総理大臣補佐官、副大臣等の要職を務めた者も参加している。当初のメンバーは20名強だったが[1]、2008年12月9日に開催された第2回会合には48名が参加した[2]。 参加者の一覧脚注
関連項目外部リンク
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