長野県道114号・新潟県道225号川尻小谷糸魚川線
![]() 2011年(平成23年)10月撮影 長野県道114号・新潟県道225号川尻小谷糸魚川線(ながのけんどう114ごう・にいがたけんどう225ごう かわじりおたりいといがわせん)は、長野県北安曇郡小谷村と新潟県糸魚川市を結ぶ一般県道(長野県道・新潟県道)である。 概要
長野県の北アルプス地域の最北端に位置する北安曇郡小谷村と、新潟県の上越地方の最西端に位置する糸魚川市根知地区とを結ぶ。同区間には国道148号が整備されているが、国道148号が一級河川姫川に沿っているのに対し、当県道は姫川の支流である中谷川および根知川(根知谷)の谷間を経て山岳地帯を越えるルートである。路線名は同一であるものの、路線番号は一致していない。 長野県側では、小谷村中土の中谷川に沿った各集落や最奥部の小谷温泉と、新潟県側では根知谷の各集落と、それぞれ国道148号とを結ぶ。当県道からは乙見山峠を経て妙高市に至る林道妙高小谷線や、姫川温泉に至る林道姫川妙高線、新潟県道221号上町屋釜沢糸魚川線を経て他の地区へ至るルートが複数存在する[1]ものの、いずれも冬期閉鎖されるため、当県道の沿道の各集落から国道148号に至る通年通行可能な唯一のルートでもある。 道路自体は連続しているものの、長野県側の湯峠付近 - 八百平 - 鳥越峠付近にかけての区間には車道が整備されていない。ただし、県境に面している小谷村北小谷の戸土地区(戸土・押廻・中股)への自動車での往来は、当県道で新潟県側からアクセスしないと往来することができない。 沿革
路線状況全体の約79.9 %(長野県側:12.9214 km=12,921.4m、新潟県側8.1613 km=8,161.3 m)がセメントやアスファルトで舗装済みである。このうち、高級舗装が施されているのは全体の約68.0 %(長野県側:10.4565 km=10,456.5 m、新潟県側:7.4774 km=7,477.4 m)である。新潟県側には未舗装区間は無いものの、長野県側には未舗装区間が0.5817 km(=581.7 m、全体の約2.2 %)ある。 規格改良は全体の約63.2 %で改良済みである(長野県側:10.0442 km=10,044.2 m、新潟県側6.6359 km=6,635.9 m)。規格改良済み区間で、且つ車道の幅員が5.5 m以上確保されているのは全体の約52.1 %(長野県側:8.8743 km=8,874.3 m、新潟県側:4.8629 km=4,862.9 m)である。 橋梁は29箇所(長野県側:23箇所、新潟県側:6箇所)架けられている。また、トンネルは長野県側にのみ17箇所設置されている。歩道は0.47946 km(=4,794.6 m、長野県側:0.7230 km=723.0 m、新潟県側:4.0716 km=4,071.6 m)設置されている。 自動車交通不能区間は新潟県側には無いものの、長野県側には4.7171 km(=4,717.1 m、全体の17.8 %)存在する。 バイパス
通称道路施設冬期閉鎖区間
地理通過する自治体交差する道路
峠
バス路線周辺参考文献脚注
関連項目 |
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