髙木伴
髙木 伴(たかぎ ばん、1990年6月1日 - )は、埼玉県川口市出身[1]の社会人野球選手、元プロ野球選手(投手)。 経歴プロ入り前飯塚小学校3年生の時にソフトボールを始めた[2]。西中学校では軟式野球部[3]で主に遊撃手だったが、川口市立川口高等学校では1年生時の冬に投手に転向した[2]。高校3年間で甲子園出場経験は無く、東京農業大学では1年生時の春から出場[4]、東都大学野球・2部リーグでは通算32試合で7勝6敗の成績だった[5]。 大学卒業後にNTT東日本へ入社すると、第84回都市対抗野球大会の1回戦に先発登板、6回1/3を投げ自責点1、防御率1.42だった[5][6]。 2014年プロ野球ドラフト会議で、オリックス・バファローズから4巡目で指名され[10]、契約金5,000万円、年俸1,000万円(金額は推定)[11]という条件で入団した[12]。NTT東日本はドラフト会議後の2014年11月に第40回社会人野球日本選手権大会へ出場したが、高木自身には登板の機会がなかった[13]。 プロ入り後2015年、春季キャンプをA組(一軍)でスタート[14]。シーズン開幕後、4月14日に出場選手登録され[15]、26日の対北海道日本ハムファイターズ戦において7回裏に2番手で登板し、2回を投げ被安打2、与四死球0、無失点の成績だった[16][17]。その後6試合に登板したが、勝敗やセーブは付かず、防御率は7.45だった。秋季キャンプでは、一軍投手コーチの酒井勉の勧めもあってサイドスローに挑戦した[18]。 2016年、春季キャンプでは臨時コーチを務めた山田久志から投球フォームについて指導を受けた[19]。同シーズンは二軍で38試合に登板、43回を投げ防御率1.04の成績だった[20]。 2017年は一軍登板がなく、10月2日に球団から戦力外通告を受けた[21]。 退団後オリックス退団後はジェイファムコーポレーションの加圧トレーニングスタジオのトレーナーを務めている[22]。 また、社会人野球選手としてプレーを継続しており、2018年はジェイファムがサポートしていたクラブチーム・REVENGE99に所属し、背番号は「66」を着用[23]。2019年からはジェイファムがクラブチーム・JFAM EMANONの母体になったことから同チームに移籍してプレーを継続[24]。ここでも背番号は「66」を着用し、投手コーチも兼務した[25]。 2020年からは軟式野球に活動の場を移し、東京都軟式野球連盟1部所属の社会人軟式野球クラブ東京ヴェルディ・バンバータに所属[26]。ここでも背番号「66」を着用している。 選手としての特徴・人物スリークォーター気味のフォームから[10]、最速149km/hを計測するストレートに、スライダー、フォークなどの変化球を投げる[5]、パワーピッチャー[27]。 2014年のオリックスへの入団記者会見では、同年で現役を引退し、二軍投手コーチに就任した平井正史の背番号36を継承し、平井のように強い速球とフォームのコンビネーションで勝負することを目標に挙げた[28]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号
登場曲脚注
関連項目外部リンク
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