2009年のNFLドラフト
2009年のNFLドラフトは74回目のNFLドラフト。2009年4月25日から26日までの2日間ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催され[1]、NFL32チームから合計256名の選手が指名された[2]。初日に1巡と2巡の指名[3]、2日目には3巡から7巡の指名が行われた。ドラフトは東部標準時で初日は午後4時、2日目は午前10時から行われた。 前年のドラフトより各チームに与えられる持ち時間が、1巡では15分から10分に、2巡では10分から7分に、3巡では7分から5分に短縮された。 ドラフト指名順は、2008年のレギュラーシーズンの成績が悪かったチームから完全ウェーバー制で行われ、NFL史上初めて16戦全敗を喫したデトロイト・ライオンズはジョージア大学のQBマシュー・スタッフォードを指名した。 ドラフトにはマシュー・スタッフォード、マイケル・クラブツリー、アーロン・カリー、ブライアン・クッシング、ジョシュ・フリーマン、ユージン・モンロー、ジェイソン・スミス、マイケル・オアー、ブライアン・オラクポと9人の有力選手が招待された[4]。 この年のドラフトでは1巡全体21位でアレックス・マックがクリーブランド・ブラウンズに、全体28位でエリック・ウッドがバッファロー・ビルズに指名された。2人のセンターが1巡で指名されるのは1983年以来の出来事であった。 2巡のミネソタ・バイキングスの指名選手は、NFLのスポンサーが主催した"Director of Fandemonium"(熱狂的NFLファンの代表者)で優勝したハワイ在住のバイキングスファンが読み上げた[5]。 マイアミ大学は、前年のドラフトまで14年連続ドラフト1巡で選手が指名されてきたが、この年はドラフト6巡でようやくスペンサー・アドキンスが指名された[6]。 指名選手一覧1巡指名選手2巡指名選手
3巡指名選手
4巡指名選手
5巡指名選手
6巡指名選手
7巡指名選手
ドラフト外入団の主な選手
主な指名権のトレードニューヨーク・ジェッツは、1巡全体17位指名権、2巡全体52位指名権、DEケニオン・コールマン、DBエイブラム・イーラム、QBブレット・ラトリフとの交換で1巡全体5位指名権を獲得、マーク・サンチェスを指名した[7][8]。 タンパベイ・バッカニアーズは1巡全体19位指名権、6巡指名権との交換で、クリーブランド・ブラウンズから1巡全体17位指名権を獲得、ジョシュ・フリーマンを指名した[7][9]。 シカゴ・ベアーズはデンバー・ブロンコスからジェイ・カトラーとドラフト5巡指名権を獲得、2009年の1巡、3巡指名権、2010年の1巡指名権及びカイル・オートンをトレードした[10]。 フィラデルフィア・イーグルスは1巡全体21位指名権、6巡指名権との交換で、クリーブランド・ブラウンズから1巡全体19位指名権を獲得し、ジェレミー・マクリンを指名した[7][9]。 ボルチモア・レイブンズは1巡全体26位指名権、5巡指名権との交換で、ニューイングランド・ペイトリオッツから1巡全体23位指名権を獲得し、マイケル・オアーを指名した[7]。 バッファロー・ビルズは、プロボウルTのジェイソン・ピーターズをフィラデルフィア・イーグルスへ放出し、ドラフト1巡全体28位指名権、4巡指名権、2010年のドラフト6巡指名権を獲得した[11]。 補足ドラフト補足ドラフトでは3巡でワシントン・レッドスキンズがケンタッキー大学のDEジェレミー・ジャーモンを指名した。同チームは2010年のドラフトで3巡指名権を失うこととなった。 脚注
関連項目外部リンク
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