2021年バレーボール女子アフリカ選手権(2021ねんバレーボールじょしあふりかせんしゅけん)は、ルワンダで2021年に開催されるバレーボールアフリカ選手権の第23回女子大会である。上位2チームに2022年世界選手権出場権が与えられる[1]。
大会方式
予選ラウンドと最終ラウンドの二段階方式である[2]。
- 予選ラウンド
出場9チームがプールA-Bの2プールに4チーム、5チームで分かれ、各プールで1回戦総当たりを行う。各プール上位2チームが準決勝に進み、3-4位が5-8位決定戦に進出する。プール5位は最終順位9位となる。
- 最終ラウンド
予選ラウンド各プール上位2チームは準決勝に進出し優勝を争う。各プール3-4位のチームは5-8位決定戦に出場して順位を争う。(勝ち抜き戦で行い、それぞれの準決勝敗者同士の順位決定戦も行う。)
出場チーム
2021年8月7日時点で12チームのエントリーがあったが[3]、最終的には以下の9チームが出場となった[4]。
組分け
2021年9月11日に行われたアフリカバレーボール連盟(CAVB)の会議での組分け抽選により、組分けは以下の通りとなった[6]。
開催地・日程
2021年8月3日、ルワンダバレーボール協会(FRVB)より、女子が9月5日より開幕し男子が10日より開幕すると発表されたが[7]、8月17日、日程変更があり、男子が先の9月5日開幕となり女子は10日開幕になると発信された[8]。最終的には、9月12日に日程が発表され、9月12日より予選ラウンドが始まる日程として予選ラウンドが開始された[2]。
- 開催地:
ルワンダ[9]
- 日程:2021年9月12日-19日
- 予選ラウンド:9月12日-17日
- 最終ラウンド:9月18日-19日
予選ラウンド
2021年9月12日に日程が発表された[2]。9月13日、男子大会のスケジュール変更に伴い、13日開催試合のうち1試合の試合時間が変更となり、14日開催予定であった3試合が全て15日開催に変更となった[10][11]。
9月16日、18:00より開始予定であった
ルワンダ-
セネガルの試合が延期になった。両チームが試合開始前のウォームアップを終えた後に延期が発表され、CAVBは「技術的な理由」と発表した[12]。現地メディアなどの報道によると、ルワンダは4人のブラジル出身の選手が当大会に出場していて、資格のない選手が出場しているのではないかと調査依頼が出たとのこと[12][13][14]。以降、ルワンダ以外の試合も行われず18日まで大会が中断される。
9月19日の午前1時半頃に、CAVBより準決勝以降の日程が発表され、予選ラウンドは中断前の状態で打ち切りとなり、
ルワンダは失格処分となった[15][16]。
|
準決勝進出
|
|
準決勝進出 or 5-8位決定戦出場
|
|
5-7位決定戦出場
|
|
失格処分
|
プールA
|
試合
|
Pts
|
セット
|
得点
|
順位
|
チーム
|
勝
|
敗
|
得
|
失
|
セット率
|
得点
|
失点
|
得点率
|
1
|
モロッコ
|
1
|
1
|
3
|
4
|
3
|
1.333
|
168
|
160
|
1.050
|
2
|
ナイジェリア
|
1
|
1
|
3
|
3
|
3
|
1.000
|
143
|
131
|
1.092
|
3
|
セネガル
|
0
|
2
|
0
|
0
|
6
|
0.000
|
109
|
150
|
0.727
|
4
|
ルワンダ
|
2
|
0
|
6
|
6
|
1
|
6.000
|
182
|
161
|
1.130
|
- 9月13日、
ナイジェリア-
ルワンダの開始予定時刻が12:00から18:00に変更された[10]。
- 予選ラウンド打ち切りのため、9月16日以降の試合は中止となった。
プールB
|
試合
|
Pts
|
セット
|
得点
|
順位
|
チーム
|
勝
|
敗
|
得
|
失
|
セット率
|
得点
|
失点
|
得点率
|
1
|
カメルーン
|
3
|
0
|
9
|
9
|
0
|
MAX
|
225
|
153
|
1.471
|
2
|
ケニア
|
3
|
1
|
9
|
9
|
3
|
3.000
|
285
|
195
|
1.462
|
3
|
チュニジア
|
1
|
2
|
3
|
3
|
6
|
0.500
|
175
|
200
|
0.875
|
4
|
コンゴ民主共和国
|
1
|
2
|
3
|
3
|
6
|
0.500
|
167
|
196
|
0.852
|
5
|
ブルンジ
|
0
|
3
|
0
|
0
|
9
|
0.000
|
117
|
225
|
0.520
|
- 予選ラウンド打ち切りのため、9月17日の試合は中止となった。
最終ラウンド
2021年9月12日に日程が発表された(開始時刻は未定)[2]。しかし、予選ラウンド途中で大会が中断となり、再開となった9月19日に最終ラウンドの変更日程が発表され、19日に準決勝と決勝を行う事となった(準決勝進出4チームは1日2試合戦う)[16]。また、
セネガルが最終ラウンドを辞退した[16]。セネガルの5-7位決定戦は不戦敗扱い(0-25、0-25、0-25で敗戦の扱い)となる。
5-7位決定戦
5-7位決定戦準決勝
日程
|
開始
|
|
結果
|
|
1set
|
2set
|
3set
|
4set
|
5set
|
総得点
|
R
|
9月19日 |
12:00 |
セネガル  |
0–3 |
コンゴ民主共和国 |
0–25 |
0–25 |
0–25 |
|
|
0–75 |
|
5位決定戦
日程
|
開始
|
|
結果
|
|
1set
|
2set
|
3set
|
4set
|
5set
|
総得点
|
R
|
9月19日 |
14:00 |
チュニジア  |
3–0 |
コンゴ民主共和国 |
25–17 |
25–11 |
25–20 |
|
|
75–48 |
|
ファイナル
準決勝
日程
|
開始
|
|
結果
|
|
1set
|
2set
|
3set
|
4set
|
5set
|
総得点
|
R
|
9月19日 |
10:00 |
モロッコ  |
0–3 |
ケニア |
12–25 |
21–25 |
11–25 |
|
|
44–75 |
RESULT
|
9月19日 |
12:00 |
カメルーン  |
3–0 |
ナイジェリア |
25–13 |
35–33 |
25–13 |
|
|
85–59 |
RESULT
|
3位決定戦
日程
|
開始
|
|
結果
|
|
1set
|
2set
|
3set
|
4set
|
5set
|
総得点
|
R
|
9月19日 |
18:00 |
モロッコ  |
3–0 |
ナイジェリア |
25–19 |
25–17 |
25–18 |
|
|
75–54 |
RESULT
|
決勝
日程
|
開始
|
|
結果
|
|
1set
|
2set
|
3set
|
4set
|
5set
|
総得点
|
R
|
9月19日 |
20:00 |
ケニア  |
1–3 |
カメルーン |
21–25 |
23–25 |
25–15 |
23–25 |
|
92–90 |
RESULT
|
最終順位
表彰
決勝終了後、表彰式が行われ、表彰は以下の通りになった[17]。
関連項目
脚注
外部リンク