COSMOS (田村隆平の漫画)
『COSMOS』(コスモス)は、田村隆平による日本の漫画。『月刊サンデージェネックス』(小学館)において、2023年5月号から連載中。宇宙人専門の保険会社を描いたSFヒューマンドラマである。「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門では5位に、「このマンガがすごい!2025」オトコ編では9位に、「マンガ大賞2025」では8位に選出された。 沿革2023年4月19日発売の『月刊サンデージェネックス』(小学館)2023年5月号で連載が開始した[2]。ウェブコミック配信サイトの『サンデーうぇぶり』(小学館)でも連載されている[2]。 単行本第5巻の発売時には、『マンガワン』(小学館)で連載されている漫画『雷雷雷』とのコラボフェアが開催された[3]。単行本第6巻の発売時には、菅生隆之がナレーションを務めるPVとテレビCMが公開された[4]。 あらすじ人の嘘を見抜く能力を有する男子高校生・水森楓は、正体を隠して地球に住む宇宙人を対象とする保険会社「COSMOS」の調査員を名乗る女子高校生・穂村燐に出会う。この能力を買われた水森は穂村の勧誘でCOSMOSの一員となり、宇宙人と保険が絡む事件に関わっていく。 登場人物
評価「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門では5位に選出された[5]。「このマンガがすごい!2025」オトコ編では9位に選出された[3]。「マンガ大賞2025」では8位に選出された[6]。 『このマンガがすごい!』は、「宇宙人をSF的な遠い存在ではなく、あくまで日常に潜む隣人として身近に置く点は読み手としても心地いい」と評している[7]。さらに、宇宙人のヒューマンドラマや、保険という現実的な題材を描くことで、非現実的な存在である宇宙人が身近なものに感じられるようになっていると評している[7]。 単行本第1巻・第2巻・第4巻・第5巻・第6巻の帯には、それぞれ漫画家の久保帯人・藤田和日郎・荒川弘・高橋留美子・浅田弘幸が推薦コメントを寄せている[1][8][9][3][4]。 2025年5月までに累計発行部数は55万部を突破している[10]。 書誌情報
脚注
外部リンク
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