MOODYZ
MOODYZ(ムーディーズ)は、日本のアダルトビデオメーカー。 エスワン (S1) とともにWILLを代表する総合メーカーである[2]。 沿革2000年、北都の「Mr.プレジデント」部門がメーカー化。メーカー名はMr.プレジデントで単体女優を扱っていた「MOODYS」レーベルに由来しているが、格付け会社の「Moody's」社からのクレームを避けるためか、語尾が「s」から「z」に変更されている。 MOODYZ第1作は当時の人気女優でインディーズ初登場の金沢文子・鈴木麻奈美などが出演した「Chaos-色情四姉妹-」(2000年9月リリース)。発足記者会見ではガダルカナル・タカが司会を務めるなど当初から話題を振りまいた[3]。 引退していた小沢まどかを2001年9月に復活させるなど、他社(主にビデ倫メーカー)で活躍していた人気女優がメインだが、2002年頃から、紋舞らん・nana・南波杏などMOODYZでデビューした女優も人気を獲得するようになる。 『ビデオメイトDX』2004年5月号(コアマガジン)での「読者が選ぶ人気メーカーランキング」ではそれまで3年超首位を保っていたソフト・オン・デマンドを押しのけ首位となるなど、人気メーカーへと駆け上がった。 AVライターのくろがね阿礼は2014年にデビューした初川みなみがひとつのイメージを作り上げたと分析しており、以降の傾向を「この子を絶対に売るんだ!というパッケージではなく、女子大生をそのまま映したみたいなオーガニック感が魅力」とブランドイメージを述べている[4]。制作部部長のインタビューによるとエスワンとの大きなブランドカラーの違いは企画力と述べており[2]、作品が専属女優だけで構成されるエスワンと異なり、企画単体女優の起用も多いのが特徴。 2003年からは、「スタイルアート(style art)」「溜池ゴロー」「EDGE」といった外部の制作会社によるレーベルが発足。これらのレーベルはのちにメーカーとして独立している。 2005年4月より原則として全作品が「デジタルモザイク」化。同年6月にはモザイクの範囲を従来のデジタルモザイクより狭くした「ハイパーデジタルモザイク」が登場している。 2005年9月、5周年を機にロゴ・レーベルを一新。5周年記念特別作品「エロスの王宮」(小森美樹・綾乃梓・姫咲しゅりなど出演、KINGDOM監督)がリリースされた。以降、KINGDOM監督により「超大作シリーズ」として2006年には「エロスの地獄」、2007年には「エロスの宇宙」が制作されている。 2016年4月より、Youtubeに「チャンネルMOODYZ」を設立。2022年8月には『ソープ部を新たにつくった生徒会長がエッチな衣装で大奮闘』シリーズおよび『一度射精してもヌイてくれる回春エステ』が、「令和のテッパンシリーズ」として週刊プレイボーイで誌面特集された[5]。 2022年11月1日から12月2日までの1カ月間、専属女優を含む33名の女優を桃組、白組の2組に分け、デジタル写真集やグッズ、AV GAMESのビデオゲーム出演等でキャンペーン活動を行う(桃組=新ありな、八木奈々、白桃はな、宮下玲奈、沙月恵奈、花狩まい、石原希望、松本いちか、水卜さくら、葵いぶき、神宮寺ナオ、AIKA、工藤ララ、渚みつき、九野ひなの、吉根ゆりあ、百瀬あすか[6][7]。白組=七沢みあ、石川澪、乙アリス、五芭、小野六花、さつき芽衣、篠田ゆう、宍戸里帆、東條なつ、大槻ひびき、倉本すみれ、花音うらら、中山ふみか、一宮希帆、波多野結衣、姫咲はな[6][7])。 2023年6月には恋人同士のデート気分を味わえる『初めてのお泊りデート』シリーズと、事前に1か月禁欲させ、撮影中は男優を複数用意し、ノンストップで絶頂させるハード作品『禁欲アクメ』シリーズが、新テッパンシーズとして週刊プレイボーイで特集された[8]。 2025年にはかつての看板ぶっかけシリーズ『ドリームウーマン』を約10年ぶりに復活させた[9]。週刊プレイボーイおよびFANZAニュースでは同シリーズを「ぶっかけの金字塔」と表現している[9][10]。八木奈々5周年記念作品であり、プロデューサーの智子と監督の麒麟から八木奈々に対して「ドリウーを復活させるのに、八木奈々5周年記念がピッタリ」という熱弁があった[10]。 主なレーベル2024年10月現在。
過去のレーベル
専属女優太字は現在所属の女優。 2002年
2003年 2004年 2005年 2006年
2007年
2008年 2009年
2010年
2011年 2012年
2013年
2014年
2015年
2016年 2017年 2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年
2025年
カバーガール
主なシリーズ
過去の主なシリーズ
MOODYZ忘年会2001年より開催。2003年まではMOODYZの単独の開催であったが、2004年にはMOODYZの販売業務を委託しているアウトビジョンが主催し、他メーカーと合同で行われた。「MOODYZ年末大感謝祭」という名称で開催されている年や、翌年1月に「新年会」として開催された年もある。2007年12月、大坪ケムタは、「AV界最大の年末イベント」と評した[18]。 2001年 2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年 2018年
2019年
2023年
2024年
脚注
関連項目
外部リンク
※以下は、18禁サイト
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