ModPlug Tracker
ModPlug Tracker(モッドプラグトラッカー)は、Windows上で Olivier Lapicque によって開発されたオーディオモジュールトラッカーである。 元はModpluginという、インターネット・ブラウザ上でユーザに音楽を聞かせる為に初期に開発されたプラグインモジュール(例えば、.it、.xm、.s3m、.mod)だった。ModPlug PlayerとModPlug Trackerはこのプラグインから発展した。 ModPlug Tracker は自由ソフトウェアであり、BSDの元に配布される。 機能ModPlug Trackerの主な特徴は、ポイントアンドクリック、ネイティブのWindowsユーザーインタフェースである。 ほとんどのトラッカー(RenoiseやSkale Trackerなどのさらに新しいトラッカー)は、非常に古いDOS トラッカー(特にFastTracker II)のインタフェースを受け継いでいる。トラッカーを使用する多くの旧派のミュージシャンが古式のGUIを好むが、新来者はModPlug Trackerの新しいインタフェースに引き付けられるようである。 ModPlug Trackerは効果選択のためのコンテキストメニューや、ファイル、サンプル、およびパターンのための「ツリー」ビューや、ドラッグ・アンド・ドロップ機能などのようにWindowsプログラムに共通の特徴を利用している。 ModPlug Tracker はIT(Impulse Tracker)、XM(FastTracker Extended Module)、MOD、およびS3M(Scream Tracker)ファイルを読み込むことができる。その上、複数サンプルファイルフォーマットに対応し、DLSとサウンドフォントをサポートしている。 互換性ModPlug Player はオリジナルの ModPlug Tracker プロジェクトに関連してOlivier Lapicqueによって開発された付属のモジュールプレーヤーである。プレイリストエディターや、グラフィカルイコライザーや、オートマティックゲインコントロール、低域増幅、リバーブ、ミキシング、ドルビーサラウンドサポート機能が追加された。プレーヤーは圧縮されたファイル上(.zip/.rar/.lha)でも様々なモジュールミュージックファイルをサポートする。 対応するフォーマット
歴史1999年12月に、Olivier Lapicqueは、GPL下でプラグインをXMMSを基にしたコードに書き直すため、ModPlugのモジュールプレイングパーツのソースコードをKenton Vardaに送った。 ソースコードは後で公共の場でリリースされた。そして、Modを使うコードは別のライブラリ、ModPlug XMMS Pluginプロジェクトの一部として維持されたlibmodplugに分かれた。 そしてその後2003年後半から2006年の間に再開されるまで、このプロジェクトは休止状態にあった。しかしβバージョンが時々リリースされる為、1999年12月にOlivier Lapicqueがプラグインに書くためにGPLの下でModPlugのモジュールプレイングパーツのソースコードをKenton Vardaに送った。(最新版: 1.17 .02 .48)。 時間の不足のため、Olivier LapicqueはModPlug Tracker自身の開発を中止し、彼は2004年前半にオープンなライセンスの下で全体のソースコードをリリースした。 その結果、ModPlug Tracker(現在はOpenMPTとして知られている)はSourceForge.netでトラッカーのプログラマのグループによって活発に開発されている。 外部リンク
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