PSY・S
PSY・S(サイズ)は、松浦雅也とCHAKAによる日本のニュー・ウェイヴ系の音楽ユニットである。1985年にデビュー。1996年8月1日に解散(後[いつ?][どこ?]に"終焉"と表現)。1980年代後半の活動当初から、当時最先端の電子楽器であるフェアライトCMIを駆使して活動。 メンバー
来歴・概要1983年頃、「PLAYTECHS」というユニット名でアルバム(非売品)のみ作成。ライブ活動は行わず、その時インディーズで発表したアルバムがデビューのきっかけとなる。 1985年5月22日、岡田徹との共同プロデュースによるアルバム『Different View』とシングル「Teenage」の同時発売でCBS・ソニー(現:ソニー・ミュージックエンタテインメント)からメジャーデビュー。「Teenage」のヴィデオクリップの監督は中野裕之。メジャーデビュー後は「SD関西」(のちのCSアーティスツ、ソニー・ミュージック・アーティスツ)に在籍、一年間はライブ活動は一切せず、レコーディングを中心に行っていた。 デビュー後もライブ活動ではシンセサイザーの同期演奏を前面に押し出すようなスタイルは取らず、バックバンド「Live PSY・S」を率いてのバンドサウンドが主であった。美尾洋乃、鈴木賢司、沖山優司、安部王子、新居昭乃、保刈久明、南流石、田中徹などが参加していた。 1987年に放送開始したNHK教育テレビの『土曜倶楽部』のテーマソングとして楽曲「Mind Check」が起用される。 1988年4月21日発売のシングル「Angel Night〜天使のいる場所〜」がアニメ『シティーハンター2』(1話 - 26話)の主題歌に起用された。 1990年からはフェアライトCMIの使用を止め、生演奏をアナログ録音することに徹底的にこだわった『Signal』、ミュージシャン各人がDATで自宅録音した音素材を使うスタジオレスレコーディングの『HOLIDAY』、Macintoshパソコン向けのCD-ROMゲーム『The Seven Colors』、アコースティック楽器によるセルフカヴァー『HOME MADE』など毎回制作手法を大幅に変化させる作風を打ち出す。 1996年、松浦がDTM雑誌『PC music』6月号誌上の連載ページ[要ページ番号]にて解散を発表。8月1日のベスト・アルバム『TWO BRIDGES』の発売をもって解散した。 解散後、CHAKAはPSY・Sについて、「PSY・Sの歌は絶対に歌うな、きみはPSY・Sのメンバーではない、PSY・Sのことを話すな」と言われ、メンバーであったことを否定された発言を受けたと後日自身のtwitterに投稿した。その後も解散して5~6年はPSY・Sの話を言える感じでもなくなっていた時期があり、CHAKAの公式サイトには『PSY・Sを否定してる』『我々の気持ちなんかどうでもいいんですね』と、ファンからの心無い発言をいっぱい書かれて辛かったそうである[1][2]。 11年間の活動中(デビュー前には、2年間の音楽制作期間がある)、松浦と安則が仕事以外でプライベートで会ったのはたった1回、「30分程度喫茶店でお茶をしただけ」 (松浦談[いつ?][どこ?])だったというが、それは「音楽のみでつながっていたい、と松浦くんが望んだから」(CHAKA談[いつ?][どこ?])とのこと。 2020年3月23日、初めてアナログ化される『ATLAS』(品番MHJL-150)と、当時のライブツアーをブルーレイ化した『LIVE PSY・S Looking For The "ATLAS" Tour '89』(品番MHXL-82)が2020年6月17日に同時発売されることがSonyMusicから発表された[3]。しかし、2020年4月7日に新型コロナウイルス感染拡大に伴い発令された「緊急事態宣言」のため制作遅延となり発売が延期され[4]、7月22日にリリースされた[5]。 ディスコグラフィシングル
アルバムオリジナル・アルバム
その他のアルバム
ビデオシングル
From The Planet With Love (New Version) / BRAND-NEW MENU (12inch Version) / Chasing The Rainbow / 青空は天気雨 / 電気とミント(ビデオクリップ)
遊びにきてね(ビデオクリップ) ビデオ
DVD
Blu-ray
VIDEO CD
ゲーム
タイアップ一覧
関連人物
脚注
外部リンク |
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