Pluma
Plumaは、gedit 2をフォークして作られたテキストエディタである。Linuxディストリビューションで使用されるMATEのデフォルトのテキストエディタである。Plumaは、基本的な機能のほか、追加のプラグインで機能を拡張することができる。 Plumaは、複数のファイルを一度に編集することができる(タブまたはMDIをサポート)グラフィカルなアプリケーションである。また、国際化されており、Unicode UTF-8を用いている。Plumaは一般的なテキストエディタとしては標準的な機能をサポートしており、簡潔さと使いやすさを強調している。Plumaの核となる機能は、ソースコードのシンタックスハイライティング、オートインデント、プレビュー機能付きの印刷のサポートなどである。 Plumaは、MATEプロジェクトの思想に従って、クリーンでシンプルなGUIにデザインされており、MATEのデフォルトのテキストエディタとなっている。また、Plumaは自由ソフトウェア、オープンソースソフトウェアであり、GNU GPLバージョン 2以降に従う。 機能Plumaは完全にMATEに統合されており、Caja(MATEのファイルマネージャ)からのドロップが可能で、MATE Virtual File System、MATEのプリントフレームワーク、MATEのヘルプシステムを使っている[1]。 Plumaは、MDIの機能や、GUIによるタブ機能を持っており、複数のファイルを編集することができる。タブは、複数のウィンドウの間をユーザーの手で自由に移動することができる。また、GVfsを使ってリモートのファイルを編集することも可能である。他のコード指向の機能としては、行番号の表示、ブラケットのマッチング、テキスト折り返し、現在の行のハイライト、オートインデントや自動的なファイルのバックアップなどがある。 Plumaは印刷機能をサポートしており、これには印刷プレビューやPostScriptやPDFへの印刷のサポートが含まれている。印刷オプションは、テキストのフォントや、ページサイズ、向き、余白、オプションのページヘッダーや行番号、シンタックスハイライティングが含まれている[2]。 加えて、PlumaはGtkSourceView[3]経由で、様々なプログラムコードやマークアップのフォーマットに対応したシンタックスハイライティングを提供する。 機能のリスト
プラグインのリストいくつかのプラグインは、Plumaに予めパッケージングされ、インストールされている(外部プラグインも利用可能である)。
アーキテクチャMATE Core Applicationsの一部として、Plumaは、最新のGTKとMATEのライブラリを使っている。また、PlumaのソースコードはGitにより管理されている[4]。 関連項目脚注
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