Studio One (ソフトウェア)
Studio One(スタジオワン)は、PreSonus(プリソーナス)によって開発されているデジタル・オーディオ・ワークステーション (DAW) の機能を持つ音楽制作ソフトである。日本における国内代理店は、初期は日本エレクトロ・ハーモニックス株式会社であったが、2010年10月以降は株式会社ジェネレックジャパン(旧:株式会社エムアイセブンジャパン)によって販売されている[1]。音楽やその他のオーディオの作成、録音、ミキシング、およびマスタリングに使用される。macOSとWindowsで利用可能。 メジャーバージョン72024年10月9日リリース予定[2]。ArtistおよびPrimeエディションを廃し、Proエディションのみを提供する[3]。 このバージョン以降は、年3~4回のメジャー機能リリースを行う計画。メジャー機能リリースは、永続ライセンスに付帯する1年間のバージョンアップ権、または、Studio One Pro+(サブスクリプションプラン)の利用者に提供される[3][4]。 62022年9月30日リリース。スマートテンプレート機能やビデオトラックが搭載され、UIのカスタマイズも可能になった[5]。 52020年7月7日リリース[7]。スコアエディター(楽譜編集)機能や、ライブパフォーマンスのためのショーページが搭載された。また、クリップ単位でゲインのエンベロープを書けるようになっている[8]。 42018年5月22日リリース[11]。コードトラックやコード自動検出機能の追加や、コードトラックのコードにMIDIやオーディオを追従させる機能、ドラムエディターの追加、ARA 2への対応、AAF形式での保存への対応などがおこなわれた。搭載音源のドラム・モジュール「Impact」は「Impact XT」に、サンプラー「Sample One」は「Sample One XT」へと、それぞれ進化を遂げている[12][13]。 32015年5月20日リリース[16]。アレンジトラックやスクラッチパッドといった機能が追加され、楽曲の一部の別バージョンを作成しやすくなった。エフェクターを連結する拡張FXチェーンや、インストゥルメントを複数つないで1つのインストゥルメントのように扱うMulti Instrumentなど、多くの機能が追加された。内蔵音源にはアナログ・モデリング・シンセサイザー「Mai Tai」やソフトウェア・サンプラー「Presence」の後継となる「Presence XT」が新たに搭載された。UIは全体的にライトグレーからダークグレーを基調としたものに変更されたことに加え、ユーザーによるベースカラーの変更が可能となった[17][18]。 22011年10月31日リリース[20]。ARAに対応するとともに、Celemony社のピッチ補正ソフト「Melodyne」との統合がおこなわれ、Studio One内でのシームレスなピッチ補正が可能となった[21]。 12009年9月27日リリース[22]。ソフトウェアの立ち上げなどの動作が高速であったり、オーディオファイルやインストゥルメント、エフェクトをドラッグ&ドロップの操作でトラックにセットできることなどが当時としては画期的であった[23]。 使用している著名人
関連書籍
脚注
外部リンク |
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