TIGER(タイガー、1971年6月17日[5] - )は、日本の女性歌手・ラッパー[7]。東京都出身[1]。リズメディア所属。
人物・経歴
大学在学中にS-KENのプロデュースによるユニット[8]「Flim-Flam」のヴォーカル「春[2](Haru[3]、ハル[4])」としてデビュー[9]。2000年に「TIGER」としてソロデビュー[1][9]。ソウルフルで強く太い歌声と評される[10][11]。
また以降は、コーラス歌手として、サザンオールスターズやMISIAなどのサポートメンバーを務めていることで知られる[12][13]。
大野雄二(Yuji Ohno & Lupintic Five、Yuji Ohno & Lupintic Six)による『ルパン三世』のコンサートではヴォーカル・コーラスグループ「Fujikochans」(「Fujikochan's」とも[14])の一員を務めており[15][16]、『ルパン三世』第4シリーズのアイキャッチも担当したほか[15]、大野のプロデュースのもと「Fujikochans」名義のアルバムをリリースしている[11][17]。
ソングライターとしても活動し、安室奈美恵やMISIAなどに歌詞や楽曲を提供している[1][18]。
ソロシンガー及びラッパー[7][19]としてはアルバム2枚とシングル5枚をリリースしており[1]、RAZORS EDGE主催のライブの常連となっている[20][21][22][23][24]。
ディスコグラフィ
シングル
- 「GO ON, TOGETHER, FOREVER IN THE RHYTHM」(2000年9月20日)[18]
- 「give it 2 me now」(2001年6月27日)[18]
- 「Please」(2001年8月1日)[18]
- 「GIRLFRIEND」(2002年3月6日)[18]
- 「ORANGE」(2002年7月10日)[18]
アルバム
- 『BLACK HAIR & BLACK EYES』(2002年7月24日)[18]
- 『Summer dayz 〜太陽と遊ぼう〜』(2003年7月30日)[18]
コンピレーションアルバム
- 『SLOW JAM Sweet Ballade Collection』(2003年3月26日)[18]
- 「サルビアの涙」
- 「A LOVE STORY」
- 「素敵な嘘なら」
- 『和音 Produced by MURO』(2017年5月24日)
参加作品
- ゲスト・ヴォーカルとして
- PALM DRIVE
- 「PRIVATE EYEZ」(『BLOCK HOLIDAY』収録、2003年3月26日)※作詞も担当[18]
- SFKUaNK!![18]
- 「A LOVE SONG」(『スフォンク!!』収録、2005年12月14日)
- 「Geppetta」(同上)※作詞・作曲も担当
- 「Da Da Dance!! (Hit The Floor)」(『Stand Up pleeeease!!』収録、2006年10月18日)
- SUIKEN
- 「HOT IN POT」(『HOT IN POT』収録、2006年7月26日)[18]
- GIANT SWING
- 「YOUR EYES ON ME feat. TIGER」(『GIANT SWING DELI』収録、2007年3月7日)※作詞・作曲も担当[18]
- The Forest(「The Forest feat. TIGER」名義)
- 「Fly Like a Bird」(コンピレーションアルバム『J-HOUSE MASTER』収録、2003年8月6日)※作詞も担当[18]
- 大野雄二 関連
- 「MANHATTAN JOKE feat. TIGER」(Yuji Ohno & Lupintic Five『UP↑ with Yuji Ohno & Lupintic Five』収録、2014年12月10日)[13] ※河合奈保子のカヴァー[26]
- 「DESTINY LOVE feat. TIGER」(同上)[13]
- 「おさんぽしましょ feat. TIGER」(You & Explosion Band『ルパン三世 PART4 オリジナル・サウンドトラック〜ITALIANO』収録、2015年10月21日)[27]
- 「エンドレス・トワイライト-最後の真珠- feat. TIGER」(Yuji Ohno & Lupintic Five with Friends『BUONO!! BUONO!!』収録、2015年10月21日)[11]
- 「愛のつづき feat. TIGER」(Yuji Ohno & Lupintic Six『YEAH!! YEAH!!』収録、2016年6月8日)[28]
- 「GOLDEN TIME feat. TIGER」(Yuji Ohno & Lupintic Six『RED ROSES FOR THE KILLER』収録、2017年6月21日)[29]
- 「SUPER HERO〜peace ver. feat. TIGER」(同上)[29]
- 斎藤誠
- 「Take Me To The River」(『Put Your Hands Together! 斎藤誠の「幸せを呼ぶ洋楽カバー集」』収録、2015年1月21日)[18]
- 小松秀行
- 『Breezin'』(2015年4月8日)[30]
- 「Flim-Flam」として
- オムニバス・アルバム『SOUP UP』(1996年4月24日)[6]
- ミニ・アルバム『NUDE』(1997年4月25日)[8]
- ミニ・アルバム『MUSTARD』(1998年1月25日)[2]
- オムニバス・アルバム『ROYAL STRAIGHT FLASH!』(1999年9月22日)[6]
- ミニ・アルバム『Watermelon Sugar』(2000年1月21日)[4][18]
- 「Fujikochans」として
- アルバム『introducing Fujikochans with Yuji Ohno & Friends』(2017年3月15日)[11][17][31]
- 「海の底バンド」として
- 配信シングル「三年間 / Bottom of the sea.」(2018年12月18日)[32]
楽曲提供
- PALM DRIVE
- 「PRIVATE EYEZ」作詞(『BLOCK HOLIDAY』収録、2003年3月26日)※ヴォーカルも担当[18]
- 安室奈美恵[18]
- MISIA[18]
- SFKUaNK!![18]
- 「Geppetta」作詞・作曲(『スフォンク!!』収録、2005年12月14日)※ヴォーカルも担当
- 「Da Da Dance!!」作曲(『Stand Up pleeeease!!』収録、2006年10月18日)
- 「Da Da Dance!! (Hit The Floor)」作曲(同上)※ヴォーカルも担当
- YA-KYIM[18]
- 「You Belong To Me」作詞・作曲(『STILL ONLY ONE』収録、2006年1月11日)
- 「Hands up」作詞・作曲(『Keep YA Style』収録、2006年8月2日)
- 「STYLES」作詞・作曲(同上)
- 「99-05」作詞・作曲(同上)
- 「I'm proud I'm me」作詞・作曲(『beauty × beauty』収録、2006年11月1日)
- 「Superstar」作詞・作曲(『Can YA Feel?』収録、2007年3月7日)
- 「Keep YA Head Up feat. HOKT from NORTH COAST BAD BOYZ」作詞(同上)
- 「Hey Sister! (Tell Me What YA Thinkin') feat. TARO SOUL」作詞(同上)
- 「Feel The Sky」作詞・作曲(同上)
- 「Hands up type Ⅱ feat. TOMOGEN from DOBERMAN INC」作詞・作曲(同上)
- 「Can't Help But Wait〜あなたに逢いたくて」作詞(『Super☆Looper』収録、2008年5月28日)
- "E"qual
- 「Dress code feat. YA-KYIM」作詞・作曲(『7 Days』収録、2006年9月27日)[18]
- GIANT SWING
- 「YOUR EYES ON ME feat. TIGER」作詞・作曲(2007年3月7日)※ヴォーカルも担当[18]
- 山田優
- 「Fly So High」作詞(シングル、2007年6月13日)[18]
- 黒木メイサ[18]
- 「Rock U 〜Movie Ver.〜」作詞・作曲(『「クローズ ZERO」オリジナルサウンドトラック』収録、2007年10月24日)
- 「Criminal」作詞(『hellcat』収録、2009年4月8日)
- May J.[18]
- 「Jealous Girl」作詞・作曲(『Baby Girl』収録、2007年12月5日)
- 「Girls Spacey Healin'」作詞・作曲(『WITH 〜BEST collaboration NON-STOP DJ mix〜』収録、2011年4月27日)
- 三浦大知
- AISHA
- 「It’s On You feat. AISHA」作詞・作曲(『I, Shout!!!』収録、2012年10月3日)[18]
- 千織[18]
- 「Reminiscence 〜レミニッセンス〜」作曲(シングル、2007年3月7日)
- 「Best Friends?」作詞(シングル、2006年5月24日)
- 「Love & Peace」作詞(シングル、同上)
- The Forest(「The Forest feat. TIGER」名義)
- 「Fly Like a Bird」作詞(コンピレーションアルバム『J-HOUSE MASTER』収録、2003年8月6日)※ヴォーカルも担当[18]
- 壱岐尾彩花
- 「Spin Me Round」作詞(コンピレーションアルバム『GIRLS NIGHT OUT vol.2』収録、2009年7月1日)[18]
- Crystal Kay
- 「Superman」作詞(シングル、2011年12月14日)[18]
- ゴスペラーズ
コーラスとして
- 様々なアーティストのコーラスとしての活動が目立っており[12][13]、サザンオールスターズのサポートメンバーとしての仕事のために大野雄二のツアーに1日参加できなかった旨を大野が明かしている[11][34]。
レコーディングへの参加
ライブへの参加
脚注
外部リンク