WNI気象文化創造センター一般財団法人WNI気象文化創造センター(WNIきしょうぶんかそうぞうせんたー)とは、日本を含むアジア・太平洋地域における、気象に関心のあるすべての人々および気象事業を志す企業家に対し、気象に係る実用・実践的研究の奨励及びその研究成果の共有、活用を促進する事業を行い、以て気象文化の向上に寄与することを目的に、2009年12月1日に設立された一般財団法人である。 概要
理事会(2017年5月現在[1])
評議員会(2017年5月現在[1])
沿革
事業内容気象文化大賞国内および、アジア太平洋地域における、気象の減災・自助・共助、経済的利用、環境問題などに関する実用的な気象研究・活動について、革新的な成果をあげた「個人」および「団体」に対して表彰及び助成が行われる。助成金は100万円以上500万円まで[5]。 気象文化功労賞長期に渡り、気象の実用・実践的な研究・活動を、地道に、堅実に進めてきた「個人」および「団体」に対して表彰し及び助成が行われる。助成金は50万円以上200万円まで[5]。 石橋夢大賞気象の実用・実践的な研究に関する「夢」「将来への希望」といった意見、提言を公募し、優秀な「個人」を表彰。助成金はない。応募資格は特になく、A4サイズの用紙2枚以内でオリジナルな「絵」「写真」「言葉」など自由に表現した物が対象[5]。 佐々木嘉和賞「気象文化大賞」「気象文化功労賞」へ応募し、選考の候補になった研究・活動の中から、グローバルな視点で気象の実用・実践的な研究・活動に寄与できると認められたものを「個人」ないし「団体」について表彰が行われる。助成金はない[5]。 佐々木嘉和は1955年に東京大学で理学博士取得後翌年よりテキサスA&M大学留学、1960年にオクラホマ大学で気象学講座を創設、1967年同大学教授就任、1980年CIMMS(米国海洋大気庁とオクラホマ大学との共同研究組織) を創設し所長就任。2000年に日本気象学会藤原賞「メソ気象分野における研究推進と研究者育成」受賞、2001年には日本気象学会名誉会員となったほか、オクラホマ州の「名誉日本総領事」など多くの組織から表彰された。2015年にルイジアナ州にて88歳で没した。[6] 脚注出典
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