ジャスティン・ミラー (1987年生の投手)
ジャスティン・ライアン・ミラー(Justin Ryan Miller, 1987年6月13日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州カーン郡ベーカーズフィールド出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。 経歴プロ入り前2006年のMLBドラフト47巡目(全体1392位)でコロラド・ロッキーズから指名されたが、契約せずにカリフォルニア州立大学フレズノ校へ進学した。大学時代は3年時の2008年に大学全米一を経験した。この時のチームメイトにジャスティン・ウィルソンがいる。 プロ入りとレンジャーズ傘下時代2008年のMLBドラフト16巡目(全体483位)でテキサス・レンジャーズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級スポケーン・インディアンスでプロデビュー。14試合に登板して2セーブ、防御率5.06、24奪三振を記録した。 2009年はまずルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズでプレーし、8試合に登板して2セーブ、防御率1.08、10奪三振を記録した。7月にA-級スポケーンへ昇格して5試合に登板後、8月にA+級ベーカーズフィールド・ブレイズへ昇格。11試合に登板して1勝1敗2セーブ、防御率2.35、16奪三振を記録した。 2010年はA+級ベーカーズフィールドでプレーし、32試合に登板して4勝3敗、防御率3.06、52奪三振を記録した。 2011年はAA級フリスコ・ラフライダーズでプレーし、48試合に登板して9勝1敗13セーブ、防御率1.81、77奪三振を記録した。オフに40人枠入りを果たした[1]。 2012年3月19日にAAA級ラウンドロック・エクスプレスへ異動した。4月4日にマイナーの故障者リスト入りし、4月18日にトミー・ジョン手術を受けた。4月23日に自由契約となったが、29日にレンジャーズとマイナー契約で再契約した。この年は手術の影響でシーズンを全休した。オフの10月30日にレンジャーズとメジャー契約を結んだ[2]。 2013年はまずAA級フリスコでプレーし、16試合に登板して1勝0敗2セーブ、防御率6.19、21奪三振を記録した。7月にAAA級ラウンドロックへ昇格。11試合に登板して0勝1敗1セーブ、防御率9.82、12奪三振を記録した。9月1日に自由契約となった。 タイガース時代2013年9月18日にデトロイト・タイガースとマイナー契約を結び、11月20日にメジャー契約を結んだ[3]。 2014年は傘下のAAA級トレド・マッドヘンズで開幕を迎え、4月18日にメジャーへ昇格[4]。同日のロサンゼルス・エンゼルス戦でメジャーデビュー。10点ビハインドの6回表から登板し、2回を1安打無失点1奪三振に抑えた[5]。8月30日にDFAとなり[6]、翌31日にマイナー契約でAAA級トレドへ降格した。この年メジャーでは8試合に登板して1勝0敗、防御率5.11、5奪三振を記録した。オフの11月3日にFAとなった[7]。 ロッキーズ時代![]() (2016年5月2日) 2014年11月22日にロッキーズとマイナー契約を結んだ。 2015年は開幕を傘下のAA級ニューブリテン・ロックキャッツで迎えた後、AAA級アルバカーキ・アイソトープスでプレーした。6月17日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。この年は34試合に登板して3勝3敗1セーブ、防御率4.05、38奪三振を記録した。 2016年は開幕からアクティブ・ロースター入りしたが、7月5日に左脇腹痛で15日間の故障者リスト入りし、9月2日に復帰した。40試合に登板し、422⁄3回で防御率5.70と前年を下回る成績となった。レギュラーシーズン終了後の10月12日にマイナー契約でAAA級アルバカーキへ配属された後、翌13日にFAとなった[7]。 エンゼルス傘下時代2016年11月8日にエンゼルスとマイナー契約を結び、2017年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[7]。 2017年は開幕から傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズでプレーしていたが、7月16日に自由契約となった[7]。 ナショナルズ時代2018年1月12日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ[8]。 シーズンでは開幕を傘下のAAA級シラキュース・チーフスで迎え、5月25日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[9]。この年は51試合に登板して7勝1敗2セーブ、防御率3.61、60奪三振を記録した。 2019年7月29日にDFAとなり[10]、8月2日にマイナー契約でAAA級フレズノ・グリズリーズ[11]へ配属された。9月30日にFAとなった[7]。 ナショナルズ退団後2019年12月1日にトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結び、2020年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[12]。 その後、9月15日にインターナショナル・キャップスペースとのトレードで、シンシナティ・レッズへ移籍した[13]。この年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されず、双方の傘下球団在籍時にメジャーにも昇格しなかったため、公式戦の出場は無かった。オフの11月2日にFAとなった[7]。 ナショナルズ復帰2021年2月23日にナショナルズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[14]。シーズンでは6月15日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[15]、同日のピッツバーグ・パイレーツ戦で2年ぶりのメジャー復帰登板を果たした[16]。6月29日にDFAとなった[17]。 カージナルス時代2021年7月2日にウェイバー公示を経てセントルイス・カージナルスへ移籍した[7]。オフの10月25日にDFAとなった。その2日後に一度はFAとなったが、同日中にマイナー契約で再契約を結び、そのまま傘下のAAA級メンフィス・レッドバーズに配属された。 詳細情報年度別投手成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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