プログレスMS-07
プログレスMS-07(ロシア語: Прогресс МC-07、ロシア製造番号437、NASAではプログレス68Pと呼称)は、国際宇宙ステーション(ISS)への補給のためにロスコスモスが打ち上げたプログレス補給船。 来歴プログレスMSはプログレスMをもとに航法装置を強化した無人輸送機。この強化されたバリエーションは2015年12月21日に初めて打ち上げられた。このバージョンでは以下の強化が施されている:[3][4][5]
打ち上げ2日間の遅延の後に、プログレスMS-07は2017年10月14日 08:46:53 UTCに打ち上げられた。宇宙船は2017年10月16日 11:04:07 UTCに宇宙ステーションにドッキングした。プログレスMS-07はバイコヌール宇宙基地31/6番射点から、ソユーズ2.1aロケットを使用して打ち上げられた[1]。 ドッキングプログレスMS-07はピアース・モジュールの後方側ポートにドッキングした。この飛行では打ち上げが遅延したことから新しい2軌道交差プロファイルが初めて使用された[6]。
貨物プログレスMS-07宇宙船は、国際宇宙ステーションの6名のクルーのために2,549 kgの貨物を輸送した。 国際宇宙ステーションへの貨物の内訳は以下の通り:[4][6]
宇宙遊泳プログレスがステーションに到着すると、第53次長期滞在のコマンダーのランドルフ・ブレスニクとフライトエンジニアのジョセフ・アカバが宇宙遊泳の準備を始め、2017年10月20日にステーション複合体の外部でさまざまな補修作業を行った。これらの作業としては、カナダ製ロボットのデクスターのヒューズ交換、船外カメラおよび照明の交換および、その後の再配置に備えて2基の予備機の断熱材の取り外しなどが行われた[4]。 ドッキング解除と投棄プログレスMS-07は2018年3月28日 13:50:30 UTCにピアースから離脱した。この宇宙機では2018年4月26日まで実験が継続された[6]。 関連項目脚注
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