ラーマ9世橋

ラーマ9世橋
สะพานพระราม ๙
座標 北緯13度40分55秒 東経100度31分08秒 / 北緯13.682058度 東経100.519001度 / 13.682058; 100.519001座標: 北緯13度40分55秒 東経100度31分08秒 / 北緯13.682058度 東経100.519001度 / 13.682058; 100.519001
通行対象 チャルームマハナコーン高速道路
交差 チャオプラヤ川
所在地 タイ王国バンコク
特性
形式 斜張橋
全長 781.20 m
33 m
高さ 87 m
最大支間長 450 m
桁下高 41 m
歴史
建設開始 1984年10月1日
開通 1987年12月5日
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ラーマ9世橋

ラーマ9世橋(ラーマ9せいきょう、タイ語:สะพานพระราม ๙、 RTGSSaphan Phra Ram Kao, IPA:sā.pʰāːn pʰráʔ rāːm kâːw)は、タイ王国バンコク都ヤーンナーワー区ラートブーラナ区を結ぶ、チャオプラヤ川に架かる橋。チャルームマハナコーン高速道路のタールア・タオカノン区間の一部に含まれる[1][2][3]

「ラーマ9世橋」の名称は、当時在位していたタイ国王であるラーマ9世(プミポン国王としても知られる)の還暦を記念して命名された。橋の開通日も国王誕生日に合わせられ、100万人が橋の上を歩いた[4]。ラーマ9世橋は同国初の斜張橋であり[1]、1987年の開通当時は斜張橋として世界2位の長さを誇った[5][6]

開通当時の配色は主塔を、ケーブルをとするものであったが、2006年に国王を象徴する黄色一色の配色に塗り替えられた[7][8]

現在はラーマ9世橋と並行する形で、8車線で主塔を2本もつ新たな斜張橋が建設されている。新橋はラーマ3世・タオカノン・西バンコク外郭環状高速道路建設計画の一部であり、1本の主塔を持つ既存の橋の交通渋滞緩和を目的としている。新橋の正式な開通は2024年初頭が予定されており、ラーマ9世橋はその後に大規模改修工事のため閉鎖される。この改修には安全性向上のためのセンサーシステム導入が盛り込まれている[9]

構造

鋼鉄製の上部構造には、橋、艤装されたマスト、およびケーブルが含まれる。橋の主桁は2つの柱の間に張られており、全長は450mである。主桁は幅33mの台形状を呈する。橋の側面には歩道が設けられている。橋には3m×4.50mの主塔が2本あるが、これにより、ケーブルの張力と重量が塔橋脚に伝わる。ケーブルは直径121mmから167mmであり、小さなワイヤーが多数巻き付けられた構造である。ケーブルは全長が50mのものから223mのものまであり、1500tから3000tの張力を吸収できる。

接近高架橋

川の両岸にある緩やかな傾斜の高架橋は、二重のダブルT型ポストテンション・コンクリート構造をしている。各岸に13ある50mの二重スパンは、鋼鉄製の移動型型枠により現場で打設され、十分な航路確保のために地上40mの高さにある[4]

主任技師のピーター・ハインズによれば、950tの移動型型枠を解放する際、型枠の吸引力で新しいコンクリートが剥離する可能性があったという。その際ハインズは、当時は死荷重のみがかかっている状態であったため、材料がホッグ(途中で盛り上がる)しないよう、最終的に必要な応力の3分の2程度まで応力をかけるよう提案し、この方法は良好な結果を収めた。その後型枠を取り外した後、全応力をかけた。この結果、施工上の大きな問題を克服することができた[4]

関連項目

脚注

  1. ^ a b Rama IX Bridge”. Expressway and Rapid Transit Authority of Thailand. 2008年2月1日閲覧。[リンク切れ]
  2. ^ สะพานพระราม 9 นวัตกรรมก่อสร้างเฉลิมพระชนม์ก้องโลก”. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  3. ^ สะพานพระราม 9 นวัตกรรมก่อสร้างเฉลิมพระชนม์ก้องโลก | รีวิวคอนโด คอนโดใหม่ บ้านเดี่ยว ทาวน์โฮม ทาวน์เฮ้าส์ ปี 2560 / 2017 คอนโดเปิดใหม่, คอนโดพร้อมอยู่ , คอนโด ใกล้-ติด รถไฟฟ้า BTS, รถไฟฟ้าใต้ดิน MRT, คอนโดมือสอง คอนโดให้เช่า ซื้อ-ขายคอนโด เช่าคอนโด ตลาดคอนโด”. 2017年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月23日閲覧。
  4. ^ a b c Beanz means Hines / Peter Hines — the worldwide civil engineer ISBN 978-1-71-456394-4 pages 17 and 18.
  5. ^ Rama IX Bridge – 10th Year Inspection & Evaluation”. OPAC Consulting Engineers (2001年). 2008年2月1日閲覧。
  6. ^ กทพ. เบี่ยงการจราจรบริเวณสะพานพระราม 9 ทางพิเศษเฉลิมมหานคร | JS100 - Post&Share”. Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  7. ^ Strength in yellow”. The Nation (2006年5月10日). 2017年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年2月1日閲覧。
  8. ^ สะพานพระราม 9 ปรับผิวถนน วอนเลี่ยงเส้นทางป้องกันรถติด” (2014年1月8日). Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  9. ^ Wancharoen, Supoj (2023年3月9日). “Chao Phraya Bridge to Open in 2024”. The Bangkok Post. https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2523821/chao-phraya-bridge-to-open-in-2024 2023年4月10日閲覧。 

外部リンク

Prefix: a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

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