古川学園中学校・高等学校
古川学園中学校高等学校(ふるかわがくえん ちゅうがっこうこうとうがっこう)は、宮城県大崎市古川中里に所在し、学校法人古川学園が運営する、中高一貫教育を行う私立中学校・高等学校[1]。 2003年4月に古川商業高等学校(ふるかわしょうぎょうこうとうがっこう)から、現校名の古川学園高等学校へ改称し、2008年4月に中学校を設立して中高一貫校となった。 概要
通称は「古学(ふるがく)」だが、年配者には旧校名の通称「古商(ふるしょう)」の呼び方が馴染み深い。 部活動では女子バレーボール部の強豪として知られ、多数の選手を輩出している(#バレーボールを参照)。 沿革
学科・コース中学校中学校の生徒たちは、主要5教科の授業はコースごとに分かれて受けるが、実技教科の授業やホームルームはコースにかかわらず、同じ教室でともに学んでいる。 難関突破コース難関突破コースは、東京大学、東北大学、国公立医学科を目指すコース。前身である旧・特別進学コースとの違いは、土曜授業がなく部活動にも参加できる点である。平日は7限まで授業を行い高校の学習内容を先取りする。2014年3月に旧・特別進学コース第1期生が高校進学コースを卒業し、東京大学理科3類に1名、文科3類に1名が合格している。 夢実現コース夢実現コースは、探究活動や実用英語の学びを通して、将来の夢の実現と国公立大学現役合格を目指すコース。前身である旧・スポーツ&カルチャーコースと比べ、進学指導により力を入れており、入試制度の多様化にも対応できる力を育てる。月・木は7時間、火・水・金は6時間授業を行い、学力と表現力をバランスよく伸ばす。中学校から本気で取り組んだ活動を高校でも継続できる環境が整っている。 高等学校普通科創志コース進学コースとは異なり、部活動もありながら、あらゆる受験形態での大学進学にも力を入れている。総合的な探究の時間を週3時間設け、講演やオンラインの企業訪問などを通して、地域発展のためなすべきことを考える力をつける授業を行っている。また創志コースの生徒のみ放課後に参加できる「創志塾」があり、放課後も学校で学習に取り組むことができる。 普通科進学コース志望大学合格に向けた進学指導に力を入れている。キャッチフレーズは「心ある頭脳の育成」「燃える進学教育」。生徒・教師とも「絶対合格」と書かれた鉢巻を締めて授業を行うのが特徴。他学科・他コースとは異なり、土曜日も授業を行う。授業後の部活動は行わず、代わりに「進学研究会」と呼ばれる補習を毎日行っている。 普通科総合コース進学から就職まで対応できるよう、幅広い科目を学習する。普通科でありながら、資格取得にも力を入れている。 情報ビジネス科旧古川商業高校商業科時代と同様に、専門科目(商業科)に力を入れている。 主な部活動
そのほか、吹奏楽部、野球部、男子卓球部、女子ハンドボール部、男子バスケットボール部などが強豪として知られる。 学校行事関東四校合同同窓会
周辺
交通アクセス著名な出身者
バレーボール
不祥事高等学校必履修科目未履修問題2007年12月に高等学校必履修科目未履修問題が発覚、普通科進学コースで6科目(情報A、倫理、地理A、家庭、書道、保健)の未履修教科目が判明した。 脚注
関連項目外部リンク
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