おもちゃのハローマック![]() おもちゃのハローマックは、チヨダが1985年から2008年まで運営していた玩具店。 概要靴の量販店、東京靴流通センターなどを展開するチヨダが1985年から展開[1]。空前の「ファミコンブーム」を背景に、東京靴流通センターの不採算店舗の業態転換という形で埼玉県春日部市に1号店をオープンした[2]。視認性を高めるために導入された[2]、「メルヘンなお城をイメージした」という白とピンクのギザギザ屋根の店舗外観が特徴的であった[3]。 店舗にはオリジナルキャラクターの「マックライオン」が描かれていた(上記の写真中央)。 最盛期には500店舗を超える店舗網を有したが、海外企業の日本進出や少子化の影響、Amazonなどのネット通販の普及などから採算が悪化[3]。末期には商品仕入の抑制などを行っていた[4]。2000年2月期時点でも396店を営業していたが[5]、店舗の閉鎖を進めた結果、2008年2月期時点では36店舗までに減少していた[6]。2008年7月に全店が閉店し、チヨダは玩具事業から撤退[3]。一部の店舗は「東京靴流通センター」「マックハウス」にリニューアルされてチヨダの店舗としては存続している[1]。またおもちゃのポプラ館が一部店舗を引き継いでいた。 2018年12月13日、チヨダがハローマックのキャラクター「マックライオン」のロゴを商標出願しており、特許庁の商標出願状況が更新された2019年1月8日に明らかになった。商標切れが判明したための措置で、今後は東京靴流通センターなどでロゴの使用やマスコットとしての活用も考えているという[7]。 2019年5月9日、チヨダが6月に東京ビッグサイトで開催される東京おもちゃショー2019へ「おもちゃのハローマック」ブランドで出展することを正式発表した[8]。ただし、玩具の展示・販売は行わず、子供向けオリジナルシューズの展示・販売と「マックライオン」ノベルティグッズの提供などを行う予定であるという。 2024年11月、チヨダからのライセンス供与により、トミーテックがハローマックの店舗をジオラマ化した鉄道模型のストラクチャーを[9][10]、トイズキャビンがマックライオンやハローマックの店舗などのカプセルトイを[11][12]それぞれ発売した。 チヨダの店舗として現存する元ハローマックの店舗![]() 以下の店舗は、チヨダが公式サイトで「元ハローマックの店舗」として示しているチヨダの店舗群である[1](公式サイト掲載順)。前述の特徴的な店舗外観を残したまま、居抜き物件として、コンビニエンスストアやフィットネスクラブなどといった、他の業態に転用するケースも少なくない[13]。
提供番組いずれもテレビ東京。
提供作品出典
外部リンク
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