かんさいニュース1番
かんさいニュース1番(かんさいニュースいちばん)は、2003年3月31日から2008年3月28日まで放送されていたNHK大阪放送局のローカルワイドニュース番組。 概要2003年度 - 2005年度2003年3月31日放送開始。大阪局ではこれまで18時台を中心に夕方のニュースを編成していたが、ローカル放送の充実を図る一環として、夕方のニュースをこれまで地域情報番組を公開生放送していた17時台に引き上げて、よりきめ細かいニュースを放送するようになった。なお地域情報番組は16時台に「4時です 上方倶楽部」として2005年3月まで放送。 17時台は主なニュースとスポーツニュースの他、近畿各地の放送局とのリレーニュース「もっともっと関西」や生活情報コーナーを中心とした構成で、終盤にニュースルームからのニュース、交通情報と気象情報と続く。 18時台の前半はニュースと特集、後半は各府県別放送(県域UHF、UHFチャンネル)にあて、各府県に密着した情報を放送。18時台の各府県別放送は、当初18:30スタートだった。2003年9月29日から神戸・京都・大津の各局が18:10スタートに繰り上げ、2004年3月29日からは全地域18:10スタートになった。また18:12から約10分間、関西のニュースを近畿各地の放送局にネットしていたが、2005年3月28日からはこれが廃止され、関西のニュースは各局が個別に放送するようになった(ただし、大相撲・高校野球・国会中継などで17時台の放送がなかったり、重大なニュースが入った場合は、一部の時間帯が大阪発になる事がある)。 大阪局ローカルの内容に関しては、2003年度は18:30からスポーツニュース、企画、ニュースのあと関西の気象情報を伝える内容。ただ、周辺の各府県でも大阪局の電波が広く視聴できる為に、大阪府以外の話題も伝え、2005年度は顕著になった。また飛び乗りや飛び降りといった事がなくなったほか、番組内の各コーナーの進行順や放送曜日が流動的となり、2005年度に入ってからは18時台のオープニングがあったりなかったりと、番組構成が日によって流動的あるいは不規則という特徴があった。 2005年10月3日からは、これまで2時間通してのキャスター制から、17時台・18時台それぞれにキャスターを置く構成にしたほか、17時台はニュースを排して冒頭に日替わりの生活情報を放送するなど、17時台・18時台の棲み分けをより明確にする構成とした。 また前番組の「ニュースかんさい発」や「ニュースパーク関西」では、ある特定の府県を舞台に1週間に渡って中継するシリーズ「(府県名)ウィーク」が行われていたが、これも18時台の府県別放送の充実などにより実施されていない(ただし府県別放送の中で公開キャラバンを行っている例はある)。 なお2003年10月から2004年3月には、これの予告編として「先取りニュース1番」が16:55 - 17:00に放送されたが、2004年4月からは「4時です 上方倶楽部」に吸収される形で廃止された。 2006年度・2007年度2006年3月13日から(編成上は同年4月3日からであるが、大相撲・高校野球の中継の関係で、実際は3月13日から)は、放送時間が18:10開始に縮小し、事実上大阪府域のみの放送となった。また2006年度からは番組ロゴとテーマ曲を一新している。廃止された17時台の後枠には5分間のローカルニュースと新情報番組「もっともっと関西」(17:15 - 18:00)が開始された。 備考
放送時間の変遷いずれも平日の放送で、祝日は休止、17時台は大相撲・高校野球・国会中継開催時・政見放送は、休止または時間が変更される。
主な番組内容(2007年度)18時台のみの放送になって以降、日替わりコーナーがほぼ全廃し、NHKのローカルワイドニュースとしては比較的シンプルな内容となっている。
出演者
その他の出演者
以下の大阪局のスポーツ担当アナウンサーが、原則週単位で担当。
関連項目
※斜字は東京発のニュース |
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