さいとうなおき
さいとう なおき(本名:齋藤 直葵、1982年11月13日 - ) は、日本のイラストレーター、漫画家、YouTuber。 YouTube動画での決めセリフは、「それ、完全に間違ってますよ!」[1]、「やる気!元気!なおき~!」。 来歴生い立ち1982年生まれで、山形県出身。多摩美術大学GD科入学・卒業。大学時代は迷走しており、「グロテスクなイラスト」ばかり描いていたという。大学在学中に『デュエル・マスターズ』のカードイラストを手掛ける。 大学卒業後はコナミデジタルエンタテインメントへ入社し、同社のテレビゲーム作品『ウイニングイレブン』シリーズの3Dモデルにテクスチャを貼り付ける仕事などを行っていたが、1年程して退社する。 漫画家・イラストレーターとして活動コナミ退社後は、フリーランスでイラストに関する業務に就き、2008年には刃牙シリーズなどの着彩を担当。2006年頃『デュエル・マスターズ』ではozicaという名義で活動していた。 2012年〜2014年にかけて、『グラップラー刃牙』のスピンオフ作品『バキどもえ』などの作品を執筆するなど、漫画家としても活動している。この際、本名の「齋藤 直葵」名義で活動していた。 イラストレーターとしては、主に『ポケットモンスター』ならび『ポケモンカードゲーム』のキャラクターデザインを手掛ける事が多く、「ポケモンカード公認イラストレーター」として活動している[2]。 イラスト系YouTuberとして活動2019年10月頃より、YouTuberとして活動を開始。プロイラストレーターとして培ってきた自身のイラストノウハウを、明るくテンポの良い語り口で初心者〜中級者に向けて提供している。 自身のイラスト配信だけでなく、イラストの描き方を効率的に学ぶための『初心者講座』や、プロの現場における「仕事の舞台裏」「報酬の相場」などの情報コンテンツ動画のほか、ファンからの質問に答える『質問コーナー』などを公開している。 その他、アマチュアクリエイターの描いたイラストをもとにして、さいとうが問題点や改善点を指摘しながら、そのイラストを実際に手直ししていく過程を公開する『気まぐれ添削』が好評となっている。 NFTアート販売2021年10月、「NFTアート販売」に挑戦し、オリジナル作品が約600万円で落札された[3]。制作過程をYouTube上で配信することで、それを作品の証明とする試みがなされた。このことはマスコミでも取り上げられ、さいとうの知名度を上げることとなった。 2022年3月には、Fundationにイラストを出品し、オークション形式で約700万円で落札された。 公式チャンネル旧チャンネル『さいとうなおき』2019年10月1日にYouTubeチャンネルを開設[4]。チャンネル名は『さいとうなおき』(英: Naoki Saito illust Channel)。 開設からわずか1年目の2020年10月頃にはチャンネル登録者数25万人を突破し、順調に登録者数を伸ばしていった。その後、動画編集を外注スタッフに委託することで動画クオリティーが向上した。2021年12月には約80万人、2022年6月には100万人を突破するなど、国内イラストレーターのYouTuber配信では最大規模の登録者数となっていた。 しかし、2023年3月21日深夜、YouTubeチャンネルが停止され、約130万人の登録者数と全ての動画が消失した[4][5][6]。これにより、さいとうは活動の場を一時的に失うことなった一方で、ニュースサイトで報じられて話題となった。 新チャンネル『さいとうなおき2』チャンネル停止を受けて、別アカウントによるチャンネル『さいとうなおき2』を新たに開設し、登録者数ゼロから再起することになった[4][5][6]。さいとう本人によると、「児童虐待またはそれに準ずるコンテンツが検出されたため、アカウントが停止されました」と表示され、Googleアカウントごと停止されていたという。 YouTubeチャンネルでは、運営側の自動チェックに引っかからないよう「肌色の割合が多くならないイラストを描く」ように配慮を徹底していたため、チャンネルでの配信動画そのものが原因であることは考えにくく、またその他のGoogleサービス利用においても全く心当たりがないと説明した。 最終的な結論として、「『気まぐれ添削』募集用に開放しているGoogleドライブの共有フォルダに、『添削希望者から投稿されたファイル』が自動チェックに引っかかったことが原因ではないか?」と、さいとうは推測している[5][7]。 以降、さいとうはYouTubeの担当者などに相談をしてアカウントの復旧を試みたが、半年が経過した2023年9月現在でも復旧の対応は受けられておらず、事実上、新チャンネルに完全に移行して活動を継続している。 過去の動画のバックアップはライブ配信のアーカイブを除きほとんど残っており、少しずつ新チャンネルに再公開していくと予告している[8]。 チャンネル登録者数の推移[9]
動画シリーズ
作品漫画
カードイラスト
ゲームイラスト
着彩企業コラボ
その他
著書ライトノベル小説イラストイラストノウハウ本
関連項目脚注注釈出典
外部リンク
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