しずおか市町対抗駅伝しずおか市町対抗駅伝(しずおかしちょうたいこうえきでん)は、毎年12月最初の日曜日の前日の土曜日に静岡県で開催される、静岡県の市町対抗の駅伝大会。正式名称は第10回大会までは静岡県市町村対抗駅伝競走大会[1]、第11回大会以降は静岡県市町対抗駅伝競走大会である。2024年で第25回大会を迎える。 概要静岡市葵区の静岡県庁前から同市清水区の清見寺前を経由し、同市駿河区の草薙陸上競技場までを、小学生から一般・40歳以上までの全12区間(第7回大会までは全10区間・第17回大会までは全11区間)で襷をつなぐ。距離は第1回大会のみ42.220km、第2回大会以降は42.195kmとなっている。市の部と町(町村)の部の2部制で行われるが、スタートは同時である。 大会運営
コース第18回大会より、第9区に小学生区間が追加され、12区間となった。[2]
チーム編成
歴史東海道400年祭を契機とし、県内市町村相互の交流促進、県民スポーツの振興をはかるとともに、県内スポーツ選手の発掘・育成・強化、県民の体力向上を目的として、2000年11月23日に第1回大会が開催された。前日に行われた開会式に於いて、当時の県知事・石川嘉延は「大会が回を重ねる中で、本県が得意としなかった長距離部門の盛り上がりを期待したい。出来ることならば、3年後に開催される静岡国体で成果が表れることを切望します」と語った[3]。 第1回大会では74市町村から74チームが参加。市の部は富士市が優勝。その後の大会では御殿場市、浜松市、静岡市が優勝を分け合う展開を続けている。第1回大会町村の部は浅羽町が優勝。その後は長泉町が圧倒的な強さを見せ、2008年の第9回大会から2012年の第13回大会まで5連覇を達成した。 大会記録
なお、人口1万人(第21回大会からは1万5000人)以下の市町の最高順位チームに対し、ふるさと賞が贈呈される。 また第15回記念大会は福島県会津若松市チームが参加した(オープン参加という形で、順位には反映されていない)。 中継静岡放送(SBSラジオ・SBSテレビ)で生中継される。 また、YouTubeを用いたWeb中継も行われる。 ラジオはスタート前より完全生中継。 テレビはJNNニュース全国枠のみ中断され、JNNニュースのローカル枠はニュースを伝えず、枠内で中継が行われる(放送上はニュースの終了である12時まで中断と案内される)。 センター実況・フィニッシュ実況はテレビ・ラジオ別に配置されるが、スタート・各中継所実況はテレビ・ラジオ共通となる。 また、一部中継所は中継所担当が配置されず、センター実況が実況を行う。 実況は基本的に静岡放送のアナウンサー(フリーだが実質的に静岡放送所属の鬼頭里枝含む)が担当するが、毎年TBSテレビ・CBCテレビより1名ずつアナウンサーが派遣される(2019年は伊藤隆佑(TBS)・江田亮(CBC)。2020年は両局ともに派遣せず)。 Web中継の実況音声はテレビ・ラジオのどちらかが使われる。 公式テーマソング公式テーマソングは、静岡放送で番組を担当しているアーティストの楽曲が使用されることが多い。
市町村対抗駅伝を行っている他の都道府県
脚注
外部リンク |
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