つなぎ美術館
つなぎ美術館(つなぎびじゅつかん)は、熊本県葦北郡津奈木町にある公立の美術館[1]。2001年(平成13年)4月開館。 概要洋画家境野一之の作品を収蔵品の中心とし、坂本善三、宮崎静夫ら熊本にゆかりのある芸術家の作品やタイ山岳民族の衣装などを収蔵・展示するほか、現代美術による企画展の開催、アートプロジェクト、レジデンスプログラムなども実施している。 くまもとアートポリス、第7回推進賞選賞を受賞[2]。平成25年度地域創造大賞(総務大臣賞)を受賞[3] 。平成26年度熊本県知事表彰地域づくり夢チャレンジ大賞を受賞[4]。美術館と舞鶴城公園展望広場を結ぶモノレールを運行している。 赤崎水曜日郵便局2008年度(平成20年度)からは住民参画型アートプロジェクトを実施している。 2013年6月19日から2016年3月31日まで同プロジェクトとして、すでに閉校し立ち入り禁止となった海の上の小学校を利用した赤崎水曜日郵便局[5][6] が催された。 2014年度(平成26年度)に赤崎水曜日郵便局が2014年度グッドデザイン賞を受賞[7]。 2016年3月31日をもって閉局した[8]。 基本情報
境野一之境野一之(さかいの かずゆき、 1900年 - 1989年)、は日本の洋画家[9]。 福岡県田川郡糸田町生まれ。福岡師範学校卒業。戦前満州や東京で過ごし、戦後妻の故郷である熊本を拠点に活動する。美術教師や、海老原喜之助により開設された海老原美術研究所(エビ研)の所長、熊本県美術協会委員長などを勤める[9]。 作品の多くは、遺族によりつなぎ美術館に寄贈され、つなぎ美術館の収蔵品の中心となっている。 モノレール![]() つなぎ美術館2階と、舞鶴城公園展望広場を結ぶモノレール(スロープカー)を運行している。全長241メートル、最高勾配33度、片道約5分[10]。 舞鶴城公園は、津奈木城が別名・舞鶴城と呼ばれていたことより名付けられたという。公園展望広場から、遠く不知火海を望むことができる。遊歩道も整備され、広場には屋外彫刻が設置されている。
交通アクセス
出典
参考資料
周辺情報外部リンク
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