らぶきょん LOVE in 景福宮
『らぶきょん LOVE in 景福宮 』(らぶきょん ラブ イン キョンボックン、朝鮮語: クン、ハングル: 궁/宮)は、韓国の漫画家パク・ソヒによる漫画作品。原題の「宮」は宮殿や宮廷を意味する言葉である。 概要原作者パク・ソヒが高校生時代、首露王陵(수로왕릉。首露王の陵墓)に遊びに行き陵内の建築物を見て回った経験を元に、ノートに描き上げた作品を原案としている[1]。ソウル文化社(서울문화사)刊行の漫画雑誌『Wink』(윙크)にて、2002年から2011年にかけて連載され、全27巻の単行本が発売された。外伝的作品も複数描かれている。 アメリカ合衆国・イタリア・台湾・日本・フランス・香港でも各国語の翻訳版が出版されている。2006年に#テレビドラマ化された他、2010年にはミュージカル化された。 大韓帝国が日本に併合されず、立憲君主制で続いている設定下の現代韓国を舞台とし、突然皇太子妃として王室に入ることとなった女子高校生と、王室の人々、特に夫となる皇太子との関係の変化や進展が描かれている。 あらすじ
登場人物シン家
王室(イ家)
その他
書誌情報
テレビドラマ韓国の放送局MBCが2006年に原作漫画と同じく『궁』(クン、宮)の題名でテレビドラマ化した[2]。韓国皇太子と結婚することになる主人公の高校生役をユン・ウネが演じ、相手の皇太子役はチュ・ジフンが演じた[3]。二人とも芸能活動はしていたが俳優として本ドラマがデビュー作となった[4]。 イン・ウナが脚本を書き、ファン・インレが演出し[5]、2006年1月11日から3月30日まで全24回にわたって放送され、最高視聴率約27パーセントを記録した[2]。第1回ソウルドラマアワードでTVドラマ美術監督賞を受賞した[6]。 このドラマに続く形で同様のコンセプトを持ったオリジナルドラマ『宮S』が制作されたことにより、本ドラマは『宮シリーズ』の第1作となった。 日本では『宮~Love in Palace』(クン ラブインパレス)の題名で放送され、2007年にDVDが発売され、2010年にブルーレイディスクが発売された[5]。さらに2012年と2013年にブルーレイディスクとDVDで『ディレクターズ・カット版 コンプリート』が発売された[5]。 キャスト
スタッフ
韓国国外での放送日本2006年7月よりスカパー系放送局であるMnetで放送された後、同年11月から地上波民放局であるテレビ東京にて放送された。 関連商品CD韓国では2006年にEMIからオリジナルサウンドトラックが2種類発売された。日本では同年9月にポニーキャニオンからサウンドトラックCDが発売されている。 ミュージカル2010年に『ミュージカル・宮』として韓国にて初演。初演のイ・シン役は、東方神起のメンバーであるチョン・ユノが務めた。 キャスト
脚注外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia