アイブロックス・スタジアム
アイブロックス・スタジアム(Ibrox Stadium)は、グラスゴー、クライド川南側のアイブロックス地区にあるレンジャーズFCのホームスタジアム。収容人数は50,817人。 1899年にアイブロックス・パーク(Ibrox Park)として開場し、1928年にメインスタンド(現在はイギリス指定建造物に指定されている)が建設された。1939年1月、セルティックとの試合には118,567人の観客が詰めかけた。1997年にスタジアムの改修工事を終え、名称がアイブロックス・スタジアムに改称された[2]。2006年9月、メインスタンドはビル・ストラスがレンジャーズで数々の功績を残した事と、死後50周年を記念して彼の名を冠し、名称がビル・ストラス・メイン・スタンドに改称された[3]。 概要グラスゴー国際空港まで10kmの距離にあり、またグラスゴー・プレストウィック空港までは50kmの距離にある。 1971年1月2日に、毎年この日に開催される恒例のレンジャーズFC対セルティックFCのダービーマッチでアイブロックスの惨事と称される群集事故が発生し、66人の死者を出した。これを受けてスタジアムは1000万ポンドとも言われる巨額をかけた改修が行われ、立ち見席を全廃した[4]上で収容人数を8万人から4万4千人とほぼ半減させた。立ち見席の全廃は当時としては画期的なものであったが、1985年に発生したブラッドフォード・サッカー場火災やヘイゼルの悲劇、1989年に発生したヒルズボロの悲劇と、スタジアムでの大規模な群集事故が頻発する中で評価された。 サッカー以外にもシンプル・マインズ(1986×2)、フランク・シナトラ(1990)、ロッド・スチュワート(1995年)、エルトン・ジョン、ビリー・ジョエル(1998年)といったライブの開催のほか、2014年に開催予定のコモンウェルスゲームズでは7人制ラグビーの会場として使用される。 入場者数平均入場者数
最多入場者数
ギャラリー脚注
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