アクセル・ディサシ
アクセル・ディサシ(Axel Disasi)ことアクセル・ウィルソン・アルトゥール・ディサシ・ムハキニス・ベーリョ(Axel Wilson Arthur Disasi Mhakinis Belho、1998年3月11日)は、フランス・ゴネス出身のサッカー選手。アストン・ヴィラFC所属。ポジションはDF。フランス代表。 クラブ経歴キャリア初期ディサシの両親はコンゴ民主共和国からの移民であり[2]、イル=ド=フランス地域圏のゴネスに居を構えた[3]。ディサシは1998年にそのゴネスで生を受け、2004年に6歳で地元のアマチュアクラブでサッカーを始めた。2014年、パリFCのアカデミーに入団し、U-17からU-19までの各世代で選手としての経験を積んだ。2015年12月5日、クープ・ドゥ・フランスのUSブローニュ戦にて、後半15分から途中出場したことでパリFCのプロデビューを果たした[3]。 スタッド・ランス2016年7月、パリFCを退団してスタッド・ランスに移籍し、練習生としての契約を結んだ。加入1シーズン目はBチームでプレーし、トップチームにはリーグ・ドゥで1試合のみ出場したが、シーズン終了後の2017年11月にクラブと3年間のプロ契約を結んだ[4]。プロ選手として臨んだ2017-18シーズンは、ニーム・オリンピック戦でプロ初ゴールを挙げるなど充実したシーズンを送り、クラブのリーグ・ドゥ・優勝とリーグ・アン昇格に貢献した。リーグ・アン昇格後もレギュラーとしてプレーし[5]、2020年3月にはコンゴ民主共和国代表から初招集を受けたが、ディサシはこれを辞退した[6]。 モナコ2020年8月7日、ASモナコと5年契約を交わした[7][8]。加入1年目ながら当時の監督ニコ・コヴァチによって副キャプテンに任命され、移籍後最初のリーグ戦となった古巣スタッド・ランス戦でいきなり初得点を記録した[9]。この2020-21シーズン、モナコはクープ・ドゥ・フランスにてパリ・サンジェルマンFCとの決勝に進出し、その試合でディサシは先発メンバーに選ばれた。しかし、自身のミスもあってキリアン・エムバペに得点を許し、結果は0-2で敗れてしまった[10]。昨シーズンに引き続き2021-22シーズンも最終ラインの中心選手としてプレーし[11]、UEFAヨーロッパリーグのレアル・ソシエダ戦では得点を挙げ、キャリア初の国際大会初得点を記録した[12]。 チェルシー2023年8月4日、チェルシーFCへ移籍した[13][14]。6年契約で移籍金は4500万ユーロとみられている[15]。背番号は2番。2023-24シーズン、リヴァプールとの開幕戦で初スタメン、初ゴールを記録した[16]。 アストン・ヴィラ2025年2月4日、アストン・ヴィラ へローン移籍を発表[17] 代表経歴2021年5月24日、所属クラブのASモナコでのプレーが評価され、UEFA U-21欧州選手権2021に出場するU-21フランス代表に初招集されたが、同大会での出番はなかった[18]。 2022年11月14日、負傷したプレスネル・キンペンベに代わって2022 FIFAワールドカップに臨むフランス代表に招集された[19]。グループステージ最終節のチュニジア代表戦でフル代表デビューを飾ったが、0-1で試合には敗れた[20]。 代表歴出場大会試合数
タイトルクラブ
脚注
外部リンク
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