アドニス・メディーナ
アドニス・メディーナ・デル・ロサリオ(Adonis Medina Del Rosario, 1996年12月18日 - )は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のプロ野球選手(投手)。MLBのシアトル・マリナーズ傘下所属。右投右打。 経歴プロ入りとフィリーズ時代2014年5月にアマチュア・フリーエージェントでフィラデルフィア・フィリーズと契約してプロ入り。契約後、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・フィリーズでプロデビュー。11試合(先発2試合)に登板して2勝3敗1セーブ、防御率1.37、22奪三振を記録した。 2015年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・フィリーズでプレーし、10試合(先発8試合)に登板して3勝2敗、防御率2.98、35奪三振を記録した。 2016年はA-級ウィリアムズポート・クロスカッターズでプレーし、13試合に先発登板して5勝3敗、防御率2.92、34奪三振を記録した。 2017年はA級レイクウッド・ブルークロウズでプレーし、22試合に先発登板して4勝9敗、防御率3.01、133奪三振を記録した。 2018年はA+級クリアウォーター・スレッシャーズでプレーし、22試合(先発21試合)に登板して10勝4敗、防御率4.12、123奪三振を記録した。また、この年はオールスター・フューチャーズゲームの世界選抜に選出された(メジャー昇格で辞退したエニエル・デロスサントスの代役)[1]。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[2]。 2019年はAA級レディング・ファイティン・フィルズでプレーし、22試合(先発21試合)に登板して7勝7敗、防御率4.94、82奪三振を記録した。 2020年9月20日のトロント・ブルージェイズ戦でメジャーデビュー。先発登板して4回2失点だった。 メッツ時代2022年3月16日にウェイバー公示を経てピッツバーグ・パイレーツへ移籍したが[4]、4月6日にDFAとなり[3]、4月7日にニューヨーク・メッツに金銭トレードで移籍した[3]。5月5日の古巣フィリーズ戦で、2回2/3を1安打無失点に抑えメジャー初勝利を挙げた[5]。なお、この年のオフにはドミニカのウィンターリーグであるリーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・デ・ラ・レプブリカ・ドミニカーナ(LIDOM)に派遣され、ティグレス・デル・リセイに所属した。 起亜タイガース時代2022年12月11日、韓国プロ野球の起亜タイガースと契約した[6]。2023年7月4日、ウェーバー公示され[7]、7月11日に自由契約選手となった。それ以降は、どの球団にも所属しなかった。 ナショナルズ傘下時代2024年2月29日にワシントン・ナショナルズとマイナー契約[8]を結び、同日中にAAA級ロチェスター・レッドウィングスに配属された。この年は年間を通してマイナーで過ごした為、同年のメジャー復帰はならなかった。オフの11月4日にFAとなった。 マリナーズ傘下時代2024年11月18日にシアトル・マリナーズとマイナー契約[9]を結び、同日中にAAA級タコマ・レイニアーズに配属された。また、23日には2025年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった、と発表された。 投球スタイル粗削りで大崩れも多いが持ち球自体は一級品と言われる。特にスライダーの切れ味は抜群で三振を奪う能力が高い[10]。速球の最速は、2021年に記録した94.6mph(約152.2km/h)。 詳細情報
年度別打撃成績
背番号
記録
脚注
関連項目外部リンク
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