アレクサンドル・サメドフ
アレクサンドル・セルゲイェヴィッチ・サメドフ(露: Алекса́ндр Серге́евич Саме́дов, 英語: Aleksandr Sergeyevich Samedov, 1984年7月19日 - )は、ロシアの元サッカー選手。現役時代のポジションはミッドフィールダー。父親はアゼルバイジャン・ギャンジャの出身。 経歴クラブFCスパルタク・モスクワのアカデミー出身で当時から将来を嘱望されていた。当時のネヴィオ・スカラ監督に見い出され、17歳でトップチームに同行するようになる。しかし、アレクサンドルス・スタルコフス監督が就任してからはFCゼニト・サンクトペテルブルクから加入したばかりのウラジミール・ビストロフをファーストチョイスにする機会が増え、サメドフの居場所は失われていった。 その後、FCロコモティフ・モスクワでのプレーを経て、2008年7月3日にFCモスクワへ移籍。スパルタク、ロコモティフでは控え生活が続いていたが、FCモスクワでは右サイドのレギュラーを勝ち取り、2010年にチームが破産するまで主力として活躍した。 2010年にミオドラグ・ボージョヴィッチ監督とともにFCディナモ・モスクワへ移籍。当初はキリル・コムバロフの控えを務めることが多かったが、同年8月にK・コムバロフがスパルタクに移籍してからレギュラーとなり、恩師ボージョヴィッチ監督が成績不振で解任されてからも定位置を確保した。 2012年6月27日、2005年から2008年まで過ごしたFCロコモティフ・モスクワへ4年契約で移籍した[1]。 2017年1月16日、FCスパルタク・モスクワに復帰した。 2019年1月13日、クリリヤ・ソヴェトフ・サマーラに移籍した。 2019年8月28日、FCズナムヤ・ノギンスクに移籍。2019年10月27日、一旦現役引退を表明したが撤回し、2021年1月に再度現役引退を表明した。 代表アゼルバイジャンにルーツを持つが、生まれも育ちもロシアのため、U-21代表ではロシア代表を選択。アゼルバイジャン代表からも何度か声がかかったが、断り続けていた。 2011年9月23日、EURO2012予選のマケドニア・アイルランドとの2試合でA代表初招集を受け[2]、10月7日のスロバキア戦でA代表デビューを果たした。2013年9月6日のワールドカップ予選、ルクセンブルク戦で代表初得点を挙げた。 2018年FIFAワールドカップロシア大会後代表引退を表明した。 個人成績
代表歴出場大会試合数
獲得タイトルクラブ
脚注
外部リンク
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