アレクセイ・ベルボフ
アレクセイ・イーゴレヴィチ・ベルボフ(ロシア語: Алексей Игоревич Вербов[1], 1982年1月31日 - )は、ロシアの元男子バレーボール選手、ビーチバレー選手、バレーボール指導者。モスクワ出身。ポジションはリベロ。ロシア代表。 来歴1998年、MGFSOオリンプに入団。MGTUモスクワ、CSKAモスクワを経て2003年に移籍したロシア・スーパーリーグのロコモティフ・ベロゴリエ在籍時にロシアカップ優勝、2003-2004シーズンのリーグ優勝、CEVチャンピオンズリーグ優勝を飾った。 ビーチバレーユースロシア選手権優勝3回、2002年ビーチバレーユース世界選手権3位、2003年U-23ビーチバレー欧州選手権優勝[2]の経歴を持ち、ビーチバレー選手として活躍したのち、ロシア代表のリベロに抜擢。2003年12月29日に行われたオランダ戦で代表デビューを飾り、2004年アテネオリンピックで銅メダルを獲得した。 ガスプロム・ユグラ・スルグトを経て復帰したロコモティフ・ベロゴリエでは、2005年ロシアカップ優勝、2005-2006年欧州チャンピオンズリーグ3位に貢献し、ベストリベロ賞を受賞[3]。ロシア代表として出場した2006年世界選手権はチーム自体は過去最低の7位タイと振るわなかったが、ベストディガー賞、ベストレシーバー賞、ベストリベロ賞の3賞を独占受賞した。 準優勝を飾った自国開催の2007年欧州選手権でベストリベロ賞、2007年ワールドカップで銀メダルを獲得。2008年北京オリンピックでは2大会連続銅メダル獲得に貢献し、ベストディガー賞を受賞[4]。2009年ワールドリーグでは2006年大会に続き2度目のベストリベロ賞を受賞した。2009年に移籍したゼニト・カザンでは17年ぶりに開催された2009年世界クラブ選手権3位に貢献しベストリベロ賞を受賞[5]。同年ロシアカップで優勝し、2009-2010シーズンのリーグ優勝を飾った。 2010年6月、イスクラ・オジンツォボへ移籍[6]。 2016年、リオデジャネイロオリンピック出場後からゼニト・カザンの選手兼コーチとしてプレー。ウラジーミル・アレクノの代わりにチームの指揮を執る機会もあり[7]、2018/19シーズンでは多くの試合で指揮を執った。2019年に選手を引退。 2019年の男子ユニバーシアード代表、2020年のクズバスの指揮を経て、2021年にゼニト・カザンの監督に就任した。 球歴
所属クラブ選手
指導者 脚注
外部リンク
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