アレハンドロ・バルデ
アレハンドロ・バルデ・マルティネス(Alejandro Balde Martínez, 2003年10月18日 - )は、スペイン・カタルーニャ州バルセロナ県バルセロナ出身のサッカー選手。FCバルセロナ所属。ポジションはディフェンダー。スペイン代表。 経歴クラブFCバルセロナカンテラ出身で、17歳ながらBチームでプレー[1]。2021年9月21日、第5節のグラナダCF戦でトップチームデビューを果たした[2]。 2023年9月20日、バルセロナと2028年6月30日まで契約延長をしたことを発表した[3]。 代表2022年11月、負傷したホセ・ルイス・ガヤに変わり、2022 FIFAワールドカップのスペイン代表に初招集された[4]。同大会でのスペイン代表の初戦であるコスタリカ代表戦にて、64分にジョルディ・アルバとの途中交代でワールドカップという舞台でスペイン代表デビューを果たした[5]。 プライベートバルデはバルセロナ市内のサン・マルティ地区出身。父はギニアビサウ出身、母はドミニカ共和国出身であり、移民家庭に育った[6]。両親は現地で小さな通信店舗(コールショップ)を営み、経済的に困難な中でも息子のサッカー活動を全面的に支援した[7]。 バルセロナの下部組織(ラ・マシア)在籍時には脛骨の骨折など複数の負傷を経験したが、精神的な強さと家族の支えにより復帰を果たした[8]。 フィジカル強化のため、プロ入り後はパーソナルトレーナーのジョナタン・メンゲリとともに2年以上にわたって筋力・可動域・瞬発力の向上を目指したトレーニングを継続している[9]。 チームメイトとの関係も良好で、アンス・ファティやラミン・ヤマルとは親しく、SNSではベンチでの冗談のやりとりが話題になることもある[10]。 2025年5月、ヘタフェ戦で人種差別的なチャントを受けた際には「スペインサッカー全体を数人の過ちで汚すべきではない」と発言し、自身のルーツに誇りを示す姿勢を見せた[11]。 恋愛関係については公式な発表はなく、SNSなどでの推測が一部報道されたことはあるものの、本人は私生活を公にすることに慎重である[6]。
個人成績
代表歴出場大会試合数
タイトルクラブ
脚注
外部リンク
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