アーノルド・バルボサ・ジュニア
アーノルド・バルボサ・ジュニア(Arnold Barboza Jr.、1991年12月9日 - )は、アメリカ合衆国のプロボクサー。カリフォルニア州ロングビーチ出身。元WBO世界スーパーライト級暫定王者。 来歴プロ時代2013年6月14日、カリフォルニア州サンタ・イネスのチュマシュ・カジノ・リゾートでプロデビュー戦を行い、6回3-0の判定勝ち[1]。 2018年12月14日、テキサス州コーパスクリスティのアメリカン・バンク・センターにてヒルベルト・ラミレス対ジェシー・ハートの前座でマヌエル・ロペスとNABFスーパーライト級王座決定戦を行い、10回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[2]。 2019年4月12日、カリフォルニア州ロサンゼルスのステイプルズ・センターにてワシル・ロマチェンコ対アンソニー・クローラの前座で元WBO世界スーパーライト級王者マイク・アルバラードとNABF同級タイトルマッチを行い、3回49秒KO勝ちを収めNABF王座の初防衛に成功した[3]。 2019年11月30日、ネバダ州ラスベガスのザ・コスモポリタンにてカルロス・アダメス対パトリック・テシェイラの前座でウィリアム・シウバとNABFスーパーライト級タイトルマッチを行い、5回2分59秒KO勝ちを収めNABF王座の2度目の防衛に成功した[4]。 2020年10月17日、ラスベガスのMGMグランド内ザ・バブルにてワシル・ロマチェンコ対テオフィモ・ロペスの前座でアレックス・サウセドとWBOインターナショナルスーパーライト級王座決定戦を行い、10回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[5]。 2021年8月14日、オクラホマ州タルサのハードロック・ホテル・アンド・カジノにてジョシュア・フランコ対アンドリュー・モロニーの前座でアントニオ・モランとWBOインターナショナルスーパーライト級タイトルマッチを行い、10回3-0の判定勝ちを収めWBOインターナショナル王座の初防衛に成功した[6]。 2022年7月15日、カリフォルニア州テメキュラのペチャンガ・リゾート・アンド・カジノでナダニエリート・ソリージャとWBOインターコンチネンタルスーパーライト級王座決定戦を行い、10回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[7]。 2023年2月3日、アリゾナ州グレンデールのヒラ・リバー・アリーナにてエマヌエル・ナバレッテ対リアム・ウィルソンの前座で世界2階級制覇王者ホセ・ペドラザとWBOインターコンチネンタル同級タイトルマッチを行い、10回3-0の判定勝ちを収めWBOインターコンチネンタル王座の初防衛に成功した[8]。 2023年11月14日、デビュー以来所属していたトップランクから離脱、ゴールデンボーイ・プロモーションズと契約した[9]。 2024年1月6日、ラスベガスのヴァージンホテルズ・ラスベガス・シアターで元IBO世界ライト級王者のゾリサニ・エンドンゲニとノンタイトルで対戦し、8回終了時にエンドンゲニが棄権した為TKO勝ちを収めた[10]。 2024年4月20日、ニューヨーク州ブリックリンのバークレイズ・センターでデヴィン・ヘイニー対ライアン・ガルシアの前座でWBO世界スーパーライト級8位のショーン・マッコームとWBOインターコンチネンタル同級タイトルマッチを行い、10回2-1(97-93、96-94、92-98)の判定勝ちを収めWBOインターコンチネンタル王座の2度目の防衛に成功した。 2024年11月16日、リヤドのザ・ヴェニューでリヤド・シーズン「ラティーノ・ナイト」のヒルベルト・ラミレス対クリス・ビラム=スミスの前座としてWBO世界スーパーライト級4位のホセ・カルロス・ラミレスとノンタイトルで対戦し、10回3-0(97-93、96-94×2)判定勝ちを収めた。当初はWBO世界同級挑戦者決定戦として行われる予定だったが、バルボサ・ジュニア側がタイトルマッチの見通しがない挑戦者決定戦に反対したためノンタイトル戦として行われることとなり、WBO会長のグスタボ・オリビエリはボクシングシーンの取材に対し「決して挑戦者決定戦として指令されたり認可されたりしたことはない」「彼らは単に自主的に10ラウンドの試合を実施しただけだ」と語った[11]。 2025年2月14日、マンチェスターのCo-op LiveでWBO世界スーパーライト級2位のジャック・カテラルとWBO世界スーパーライト級暫定王座決定戦を行い、12回2-1(113-115、115-113×2)の僅差の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。当初、この試合は前回と同様WBO世界同級挑戦者決定戦として行われる予定であったが、WBO世界同級王者テオフィモ・ロペスのトップランク社との契約トラブルやスブリエル・マティアス戦の交渉決裂といった不運が重なりロペスの復帰時期が不透明となったため、WBOはバルボサとカテラルの試合を暫定王座決定戦に昇格し、ロペスに対して試合後180日以内に暫定王座を獲得したバルボサ・ジュニアと団体内王座統一戦を行うよう指令した[12]。 2025年5月2日、ニューヨークタイムズスクエア内の特設リングでSNKとザ・リング共催および『餓狼伝説 City of the Wolves』とのタイアップ興行のライアン・ガルシア対ロランド・ロメロの前座でWBO世界スーパーライト級王者のテオフィモ・ロペスとWBO世界同級団体内王座統一戦を行うも、プロ初黒星となる12回0-3(112-116×2、110-118)の判定負けを喫し団体内王座統一に失敗、約3ヶ月間保持してきた暫定王座はロペスの正規王座に吸収される形で消滅した[13]。 戦績
獲得タイトル脚注
関連項目外部リンク
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