ウィニエン・ガブリエル
ウィニエン・ガブリエル(Wenyen Gabriel, 1997年3月26日 - )は、南スーダンのプロバスケットボール選手。スーダンのハルツーム州ハルツーム出身。ポジションはパワーフォワードまたはセンター。 経歴生い立ちスーダンのハルツームに生まれたが、生後2週間で第二次スーダン内戦の被害を避けるためにエジプトのカイロへ移住[1]。その2年後に南スーダン人が多く住むアメリカ合衆国のニューハンプシャー州マンチェスターへ移住し、以降はアメリカに定住した[1]。 カレッジケンタッキー大学で2年間プレーし、2018年のNBAドラフトにアーリーエントリーした。 サクラメント・キングスドラフトではどこからも指名されなかった。ドラフト後のサマーリーグにサクラメント・キングスの一員として参加し、2018年7月31日にキングスとツーウェイ契約を結んだ[2]。 1年目の2018-19シーズンはGリーグのストックトン・キングスでプレーし、NBAでの出場はなかった。 2019-20シーズン開幕前にキングスと正式契約を結んだ。 ポートランド・トレイルブレイザーズ2020年1月20日にケント・ベイズモア、アンソニー・トリバー、2つのドラフト2巡目指名権とのトレードで、トレバー・アリーザ、ケイレブ・スワニガンと共にポートランド・トレイルブレイザーズへ移籍した[3]。 ニューオーリンズ・ペリカンズ2020年11月30日にニューオーリンズ・ペリカンズと2年契約を結んだ[4]。 2021-22シーズン開幕直前にペリカンズから解雇された[5]。 ウィスコンシン・ハード2021年10月にGリーグのウィスコンシン・ハードと契約した[6]。 ブルックリン・ネッツ2021年12月21日にブルックリン・ネッツと10日間契約を結んだ[7]。 ロサンゼルス・クリッパーズ2021年12月31日にロサンゼルス・クリッパーズと10日間契約を結んだ[8]。2022年1月11日に2度目の10日間契約を結んだ[9]。 ウィスコンシン復帰2022年1月21日にGリーグのウィスコンシンと再び契約した。29日に古巣のペリカンズと10日間契約を結んだが、1試合も出場することなく契約が満了し、2月8日に再びウィスコンシンと契約した[10]。 ロサンゼルス・レイカーズ2022年3月1日にロサンゼルス・レイカーズとツーウェイ契約を結んだ[11]。4月8日に正式契約を結んだ[12]。 2023年10月3日にボストン・セルティックスとの契約に合意した[13]が、同月20日に解雇された[14]。 2度目のウィスコンシン復帰2023年10月30日にGリーグのウィスコンシンと3度目の契約をした[15]。 メンフィス・グリズリーズ2024年3月8日にメンフィス・グリズリーズと10日間契約を結んだ[16]。 国外でのキャリア(2024-)2024年7月10日、ユーロリーグとイスラエル・バスケットボール・プレミアリーグに所属するマッカビ・テルアビブBCへ1年契約(プラス2年目のオプション付き)で加入すると発表された[17]。 人物ファーストネームの「Wenyen(ウィニエン)」はディンカ語で「涙をぬぐう」という意味で、自身の1年前に生まれた姉が生後間も無く死亡したことから名付けられた[1]。 アメリカ国籍も取得しているが、母国はあくまでも南スーダンであると考えている[1]。 代表チームでの経歴南スーダン代表として2023年FIBAバスケットボール・ワールドカップに出場している[18]。 個人成績
NBAレギュラーシーズン
プレーオフ
脚注
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia